気がつけばシニア

老犬介護生活でした。
寂しさを振り払って今は日々の生活の諸々を綴っています

うつ病のこと

2019-08-03 11:36:24 | 日記
ネプチューンの名倉潤さんが、うつ病の為活動を休止すると発表がありました。

私の周りにも何人かいらっしゃいます。
また、私自身なりかけた経験があります。

うつの人は本当に頑張り屋さんで、深刻に何事も考え過ぎる傾向があります。

自分自身ではそれに気づかず、知らない間にうつを発症してしまいます。

うつの人は頑張って頑張って頑張っているので、それ以上頑張れと言ってはいけません。

受け止めてあげる言葉を言ってあげて下さい。

えらいね、とか、良くやってるね、とか、評価大の言葉を。

普通の人なら、もっと頑張れ!と激励されると頑張れるのですが、うつの人はもう、いっぱいいっぱいなので、それ以上頑張ると壊れてしまいます。

これだけ頑張っているのにまだ頑張らなくてはいけないのかと、さらに頑張ろうとして見えないゴールに喪失感というか、無気力に襲われます。

頑張ろうとしているのに、自分の意思と反対のシンドイだるさや脱力感と戦います。

頑張れと言う言葉は禁句です。


ゆっくりね、とか、自分のペースでいいよ、とか、無理はダメだよ、とか、そういう言葉が必要です。

そして、心の中にあるモヤモヤを理解して、共感してあげることです。

もっと大事なのは、孤独感を持たせないことです。

いつでもそばにいるよと。

ここも大袈裟に言ってしまうと、迷惑をかけちゃいけないと、マジメなうつの人は思ってしまうので、ゆるふわな感じでいいと思います。

孤独感が募るとうつの人は死んでしまいたいと思います。
何故死にたいのかと言うと、今いるそこはしんどくてしんどくて息が出来ないのです。
舞台でいうと、表舞台で目一杯頑張っていますので、早く裏にと言うかバックヤードに帰りたいのです。
息苦しいのです。


孤独にしてはいけません、常にそばで見守ってあげることが必要です。

そして、焦らずゆっくり、今苦しい所からちょっと離れてみる状況を作ってあげるといいです。

決して、相手を否定せず、頑張れと言わずに共感してあげることです。

うつの人は、外に出る事を嫌います。
嫌いではないのだけれど、外に出る為の様々な準備が煩わしいのです。
割と外に出てしまうと普通だったりします。

病気だから仕方ありません。

私の場合は、カレンダー📆です。
何がですか?と言うと、カレンダーに予定を書いている間はいいのですが、しんどくなると、何も書きたくなくなるのです。

段々真っ白な何も予定が書き込まれていないカレンダーになって行きます。

スケジュールがあるとしんどいのです。
何も無いのがいいんです。

よく主人に、明日の予定は?と聞かれました。
それも禁句なのです。

しんどいんですから、予定があると無意識に体が拒否反応を起こしてきます。
そして、こんな事も何で出来ないのかという自分への苛立ちと腹立ちさで押しつぶされそうになります。

うつの人に明日の予定など聞いてはいけません。

とにかく、心と体を休めてあげることです。

上手く言えませんが、海で遠泳をしていて頑張ってゴールが見えました。
ゴールまでもう少し、必死で泳ぎます。

息も絶え絶えです。もう泳げない助けてくれと言っているのに、いやいやもう少し頑張ってみようと言われ、その先のゴールが見えなくて、どこまで頑張ればいいのかわかりません。

もう頑張れないのです。

私の場合は、もう自分の体が壊れてしまうと気付いて、全てやめました。

やめて正解でした。

ストレスと上手に付き合って行くことも大切とわかりました。

あまり、1人の人に頑張らせないことです。
上手く皆んなで助けて合って行くことが理想ですが。


心に栄養が必要です。









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