烏鷺鳩(うろく)

切手・鉱物・文学。好きな事楽しい事についてのブログ

秋葉原ミネラルマルシェ 2018年

2018-09-01 | 鉱物


夏の終わり。冒険したくなる季節もあと少し。
夏の終わりに宝探しに秋葉原へ。

ということで「秋葉原ミネラルマルシェ」に行ってきた!
お仕事帰りの皆さんのために、初日の8月31日は午後4時から開場である。
(開催は8月31日~9月2日。)


実は生まれて初めて秋葉原駅に降りる。方向音痴の私は乗り換える時に、いつも「迷路だよなあ」と思っていたが、降りてみると予想以上に広々とした駅だった。
ミネラルマルシェの会場は「秋葉スクエア」という所だ。電気街口を出ろとの指示。改札へ向かおうと一階まで降りたところ・・・。



おや!? なんだこの豊富なガチャガチャの数は!!さすが秋葉原!!
ショッピングモールのガチャコーナー以上に台数がそろっているではないか?ざっと数えても100台近くが並んでいる! と・・・。



「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のガチャ発見!!早速回してみる。



なんと!!ブルーがお出ましではないか!! これはかなり嬉しかったのだ。この「デスクトップフィギュア」のシリーズは見たことがなかった。前にストラップのガチャは見たことあったが、売り切れで悔しい思いをしたのである。
そして、このデスクトップフィギュア、ちゃんと机上で働いてくれる仕組みになっている。



ほらね!!ブルーはペンを支えてくれる仕組みになっているのだ。だが彼女、「あたし、箸より重いもの持ったことないのよね」と仰っているのか、細身のシャープペンシルを持って頂いたところ、前に倒れてしまった。だから、鉛筆までが限界なのである。かわいい。
私としては彼女にはそこに居てくれるだけで仕事や勉強がはかどるというものだ。


さて、ミネラルマルシェの会場に向かうと、もうすでにすごい熱気。
お仕事帰りのみなさんが、スーツ姿や作業着姿で石をご覧になっている。かなり広いスペースだけど、お店も人もぎっしりだった。

まずはなじみのcoro coro stoneさんへ。
今回は高級ブレスレットを激安にて提供なさっている!!信じられない値段がついてるものがどっさり並んでいた。
ブレスレットもいいのだけど、ふと目にとまったのが湖南省産の「フローライト」(蛍石)。
水晶と思われる母岩の上にちょこっとのった紫色のフローライトが面白い。
ひとしきり石話をしてお別れした。

続いてぐるぐると会場を周ってみる。
今回は、私としては珍しく、「ノープラン」でミネラルマルシェにやってきた。つまり、「あれを買おうか、これを見つけようか」といった計画をほとんど行わず、「面白い物に出会ったら買おう」という姿勢で臨んだのである。初めての事だから、どうだろう。
「ミネラルショー初心者のためのガイド」というような記事を見てみると、
「予め、欲しい石とその予算や産地などを調べて、メモをとっておくようにしましょう」
と書かれている。今までの私も、結構念入りに欲しい石について調べてショーに臨んでいた。
だが、今回は初めての試み。メモ無し!!

というわけで、今回の漁獲はこちら!



やはり色味がちょっと・・・。しかししかしである。今回の試み、大成功だったのである!
と言うのも、ちょっと希少な石(でない物も含む)、面白いものを捕獲することに成功したのだ。
左上から、「コロンビアナイト」、「フローライト」、右端のガチャは「ブルー」(正確にはこれはミネラルマルシェの会場で捕獲したものではない)。
左下が「ブルーアンバーの原石」、そしてその隣が「クトゥナホライト」(クトナホラ石)。

こちらの鉱物達(というか、この内半分は正確には石ではない)も是非、一つずつご紹介していくつもりなのでお楽しみに!


今回の秋葉原ミネラルマルシェでは、ちょっと「冷静に望む」というのができたのではないかと思う。ちょっと成長したか、私。
前もって「買いたい物リスト」をきちんと作っておくのは非常に大切なことだ。これは初心者だけでなくとも言えることだと思う。
ただ、少し慣れてきたら、今回のように、

①まずは会場を一巡りして、どんな物が何処にあるのかチェック。
②同じものが複数箇所で見つかれば、値段と質を見比べてみる。
③初めて観るものについて積極的にお店の人に尋ねてみる。

というような楽しみ方も有りではないだろうか。嗅覚を研ぎ澄まし、面白い石を発見し、出会うという楽しみ方もけっこうスリルがあるし、自分の知識を試してみる機会にもなるのではないだろうか。

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