日光霧降高原は朝から雨です。
まぁ、これで雪も溶けてくれるかな…気温も少々高めだし。
バタバタと時を過ごすうち、「今年もあと何時間」とか言い出す日となりました。
別に大晦日から元旦に日付が変わったとしても、ただ時計の針が進んだだけなんだけど…
なんとなく日本では「リセット!」という感覚がありますよね。
『日本レコード大賞』を観て『紅白歌合戦』を観て、そのまま『往く歳来る歳』を眺めつつ除夜の鐘を…という子供のころ。
極寒の三千メートルに張ったテントの中で、ラジオから流れる除夜の鐘を聴いていた学生時代。
そして今は、片付けや翌朝の仕込みをしているうちに、いつのまにか新しい年に変わっていきます。
閉塞感の中でもがきつづけた今年の日本。
来年は光明を見いだせるでしょうか。
日光霧降高原、夕方になって雪が降り出しました。
あっという間に道路や木々は真っ白になっていきます。
寒々しいなぁ…
さて。クリスマスも終わってスーパーの店先などはお正月モード全開となってきました。
先日まではクリスマスソングの流れる中で、「ちょっと場違いなんだよなー」とでも言いたげに並んでいた正月飾りも、昨日あたりから思いっきり自己主張し始めた感じ。
食品売り場もおせち用品が幅を利かせ、普通の食材がどこに行ってしまったんだかよくわかりません。
さてさて…クリスマスで浮かれお正月の準備に入った日本ですが、周辺には相変わらず《ならず者国家》がいっぱい。
ちょっと「普通の国」にしようとしただけで「右傾化だー」とか「戦争の準備だー」とかいう人がいますが、少しは冷静に周りを見回してもらいたいものです。
そういう人たちは自分の家にも鍵や防犯カメラといったセキュリティをしない人なんでしょうか。
自分がいい子なら、だれも襲ってこないと本気で考えてる?
対話はもちろん大事ですが、それとて準備を怠りなくしていてこそ。
「先に1発仕掛けてから話し合い」というのだって、国際政治ではありきたりのことなのですよ。
とくに《ならず者国家》においてはね。
日光霧降高原は今夜も冷え込んでいます。
さっき2階の自室に上がったら、窓の内側がバリバリに凍ってました。
うん…窓開きません。
さて、今日は外での仕事を打ち上げにしました。
ホントは明日が御用納めだけど、1人勝手に納めちゃった…いろいろ疲れたし。
明日からはペンションの掃除やら新年を迎える準備やら…あ、明日は書き物の仕事の締切があったっけ。
年賀状も書いてないしなぁ。
なんだか日々バタバタしているうちに、あっという間に年の瀬を迎えます。
来年はどんな年になるのでしょう。
「夜寝るときに、明日を待ち遠しいと思えることは幸せ」
という言葉があります。
1年が終わろうとするとき、新しい年を待ち焦がれることが出来れば…それも幸せなのでしょう。
「どうせ何も変わらないさ」
と白けるのではなく、希望と決意をこめて新玉の日の出を拝みたいものです。