美味!な日々

2023年4月の観劇録(その4)

きらめく星座@紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
ずーっと観たかった演目。やっと観られた。思ってた通り、「みんな一回は観た方がいいよ!」と思う作品でした。
舞台上のカレンダーを見るに、真珠湾攻撃前日までの数年のお話で、とにかく小笠原家がすごい素敵な一家。本当に戦時中にこういう家族が居たかもしれない…そう思わずにはいられない。
『青空』(私の青空)、言われてみれば確かにレコードの歌声は下手くそだ。でも、それが気にならないくらい、いい歌だし、それだから当時も大流行したのだろうな。ガスマスクで始まりガスマスクで終わることについて、観劇中は特に何も思わなかったのだけど、終演後に他の観客の会話を聞いて理解!そっか~。なるほどね。
そして演者さんも皆さん素晴らしい。特にやっぱ松井さんいいわぁ。歌声も好き。村井くんも変わらず芝居も歌も巧い!久保さんと大鷹さんの飄々とした感じも良かったなぁ。

帰ってきたマイ・ブラザー@世田谷パブリックシアター
大好きな役者しかいない、私にとってはご褒美みたいな演目。場面転換のたびに拍手が湧き上がるってなかなか無い経験でした。パンフレットて改めて水谷豊の経歴見ると、子役からずーっと一線で活躍してきていることに改めて驚愕。その水谷さんの20数年ぶりの舞台。ナマ水谷さんが楽しげに芝居して歌って踊ってる!そして周囲を囲むのは全員大好きな舞台役者!脚本もマギーだしね♪もうニヤけて笑って楽しすぎ。ラストの『マイ・ブラザー』も何気にいい曲だし、カテコの全員参加のバンバンバンも最高。寺脇さんも相変わらず身体が軽やか!寺脇さん、「相棒」復帰より先にこの舞台が決まっていたそう。脚本と演出の力もあってしっかりキャラ付けされていたので、全く「相棒」は感じなかったです。寺脇さん、降板せずに出てくれて良かった♪♪

ダブル@紀伊國屋ホール
公演前のSNSでの玉置玲央の本作に対する熱量が凄すぎて、思わずチケットを取ってしまった作品。うん、舞台上の熱量も凄かった。小劇場(劇団)役者あるある的な部分が垣間見えるのは舞台好きとしてはとても面白かったです。個人的には2.5次元系メインでやっている役者さんたちを知ることができたのが収穫。永島敬三も多分お初で、いい役者さんだな、と思いました。

 
 
 
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