さんが脚本ということで観に行くことにしたお芝居です（昨年見た前川さん作・演出の『抜け穴の会議室』がかなり面白かった！）。いやぁ、期待に違わず面白かったですわ～。ある村に昔からある鬼の穴（＝ウラノス＝ワームホール）にまつわる話なのですが、その穴のど真ん前の席だったので何だかとても得した気分でした。観る前はホラーっぽいという噂があったので、ホラーが苦手な私は内心ドキドキしていたのですが、全然大丈夫でした（＾＾；。終わってみれば環境問題というすごいテーマ性のある舞台で、今の時代に警鐘を鳴らしている面もあったりして、帰る道すがら、色々考えさせられました。。。
酒井美紀
は予想通りウマイ！の一言。髪型も似合っていてとても可愛かったです。川村ゆきえは初舞台とは思えない熱演っぷり。山田まりやみたいに上手くグラビアアイドルから舞台女優に脱皮できそうな予感も！？最近はエステー化学消臭プラグのＣＭの殿様役でお茶の間でもお馴染みの今井朋彦はやっぱり声がいいですね～。昨年末に観た『恐れを知らぬ川上音二郎一座』でもそうでしたが、今井さんの歩き方などなど独特（？）の所作がどうも気になってしまって、、、、、どうしても手足の動きに目が行ってしまうんですよね～（笑）。そして、そして、何といっても大河内浩の迫力ある演技には目が釘付け。テレビドラマではよく「嫌な上司」的な役などの脇役を演じていらっしゃいますが、舞台上の存在感は凄かった～。演出上、舞台でかなり動き回る役なのですが、私の斜め上あたりの位置に良く来るので、大河内さんが近づいて来る度にハラハラドキドキしてしまいましたよ（笑）。風貌といい、醸し出す雰囲気といい、今後がとても気になるのは津村知与支。彼の別の舞台も是非観てみたい！と思いました。 
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