おはようございます!
リングビーの三喜工業です。
昨日は、川崎市麻生区の小学校に3回目のリングビーの授業に行ってきました。
結論から言うと、この小学校での3時間の授業は、先生にも児童の皆にも
とても好評で大成功でした。
昨日の授業では、2回目の授業で練習したスローランゲームの試合を行いました。
1・2回目に引き続き5年生の4クラスが授業を受けてくれます。
試合はクラスを4チームに分けて2回戦行います。
結果はどの試合も点差があまり開かず、大変盛り上がりました。
子どもたちは、1時間目に初めてリングビーを投げた時よりも
だいぶうまくなっています。
攻撃チームが投げたリングビーが守備チームの頭の上を越えたり、
早いゴロで守備チームの間を抜けるといったプレーが何度かありました。
守備チームは、リングビーを捕ると少しあわててしまって、
しっかり握らずに投げてしまったり、パスミスもありましたが
これはまだ仕方がないと思います。
ただルールはしっかり守れてゲームが出来たのでよかったと思います。
そして私が何より良かったと思うのは、子どもたちのゲームに臨む姿勢です。
このゲームをしている子どもたちを見た先生からは、
よく共通した感想をいただきます。
それは、体育があまり得意ではない子が積極的に
参加していることに驚いた、という事です。
このゲームは、守備につくのは3人だけで、パスを回してアウトにするので
自然とプレーに絡む機会が多くなります。
また攻撃時も、どんなに投げるのが苦手でも1点は取ることができます。
なので、チームに貢献しているという達成感が得やすいのかもしれません。
この日も皆が積極的にゲームに参加していました。
そしてもう一つ、応援の仕方も素晴らしかったです。
攻撃チームは1人ずつ投げるので、他の子たちはファールラインの外側で見ています。
皆、自分のチームの子が投げるのを一生懸命応援していました。
得点が少ししか取れなかった子が自分自身で悔しがる姿は何度もありましたが、
他の子がその子を責めるという場面は、全くと言っていいほどありませんでした。
試合が終了すると、向かい合って一列に並んで、試合終了のあいさつをします。
この時、負けたチームはどうしても声が小さかったり出なかったりします。
そういう時は「あいさつはきちんとしよう」と声をかけるのですが、
負けた子たちに、それは難しいのかもしれません。大人でも難しいですから。
ただ、試合に負けたのに、勝ったチームより大きな声で
「ありがとうございましたーっ!」と言えたチームがあったのが印象的でした。
多分、普段からきちんとあいさつが出来る子たちなんだろうなぁ、と思いました。
4時間目の授業が終わって帰るときには、私たちの荷物を自発的に
運んでくれた子がいました。
また私たちが帰るのに気付いた子たちが数人、3階の教室から降りてきて、
わざわざ校門のところまで付いてきて見送ってくれました。
小学校でのリングビーの授業は、子どもたちにリングビーの良さを伝えるかわりに
子どもたちからも色々な物をもらっている気がします。
校長先生はじめ先生方、そして児童の皆さんどうもありがとうございました!
フライングディスク リングビーのホームページ
http://www.ringbee.jp/