おはようございます!リングビーの三喜工業です。
先日の当ブログで川崎市の小学校の教室不足の問題について取り上げました。
要約すると、川崎市では児童数が最近10年間で約1万人増加しており、
市内のおよそ20校で教室不足が進んだり、危機に瀕したりしているとのこと。
小学校の新設は容易ではないので、校庭に仮説の校舎を建てたりして、
教室不足を補っている学校もある、という内容でした。
過去記事はコチラ⇒(少子化の時代に小学校新設?)
そして今度はクラスの人数の上限を引き下げるという動きがあるようです。
2010年6月19日 asahi.comより引用
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『公立小中学校、1クラス35人~30人検討へ 文科省』
文部科学省は、法律で定められている公立小中学校の1学級あたりの
上限人数を、現在の40人から35人程度に引き下げる方向で近く検討に入る。
小学校1、2年生については、特にきめ細かい指導が必要だとして、
さらに少ない30人とすることも視野に入れている。
来年の通常国会での法改正を目指す。実現すれば、
1980年度に45人から40人になって以来、約30年ぶりとなる。
中央教育審議会(文科相の諮問機関)が18日、
新学習指導要領で指導内容や授業時数が増えることや、
いじめ、不登校など生徒指導上の課題が増加していることなどを踏まえ、
1.「40人」の引き下げが必要
2.小学校1、2年生はさらなる引き下げの検討が必要との提言骨子をまとめた。
上限人数の具体的な数字は盛り込まれなかったが、文科省はこれを受けて、
教員や保護者、教育関係諸団体からの意見聴取の結果なども踏まえつつ、
35人程度とする方向で検討に入る予定だ。
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引用ここまで
もしこの法案が成立したら、現在36人以上のクラスがある学校は
クラスを増やすことになります。
川崎市の教室不足の問題はさらに深刻になりそうで心配です。
川崎市のいくつかの学校では、教室不足を補うために、校庭に仮設校舎を
建てて対応しています。
そういう学校では当然、児童1人当たりの校庭のスペースは非常に
限られたものになります。
最近の小学校では、休み時間に外に出ず教室に残っている子が
増えているそうですが、校庭が狭くなれば外に出ない子は
ますます増えるでしょう。
現在、小学生のスポーツテストの結果で、神奈川県は男女とも
全国平均と比べてかなり低い結果になっています。
校庭の広さとスポーツテストの結果を結び付けるのは、こじつけかも
知れませんが、子どもの体力を向上させるためには、広い校庭が
確保されているに越したことはないと思います。
せっかく、生徒・児童や先生方のためになる事を目的にした法改正なので
教室不足を抱えている学校には特例を設けるとか、新設校を増やすとか、
なかなか難しいとは思いますが、児童や先生方の負担が少しでも
軽くなればいいなと思います。
フライングディスク リングビーのホームページ
http://www.ringbee.jp/
先日の当ブログで川崎市の小学校の教室不足の問題について取り上げました。
要約すると、川崎市では児童数が最近10年間で約1万人増加しており、
市内のおよそ20校で教室不足が進んだり、危機に瀕したりしているとのこと。
小学校の新設は容易ではないので、校庭に仮説の校舎を建てたりして、
教室不足を補っている学校もある、という内容でした。
過去記事はコチラ⇒(少子化の時代に小学校新設?)
そして今度はクラスの人数の上限を引き下げるという動きがあるようです。
2010年6月19日 asahi.comより引用
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『公立小中学校、1クラス35人~30人検討へ 文科省』
文部科学省は、法律で定められている公立小中学校の1学級あたりの
上限人数を、現在の40人から35人程度に引き下げる方向で近く検討に入る。
小学校1、2年生については、特にきめ細かい指導が必要だとして、
さらに少ない30人とすることも視野に入れている。
来年の通常国会での法改正を目指す。実現すれば、
1980年度に45人から40人になって以来、約30年ぶりとなる。
中央教育審議会(文科相の諮問機関)が18日、
新学習指導要領で指導内容や授業時数が増えることや、
いじめ、不登校など生徒指導上の課題が増加していることなどを踏まえ、
1.「40人」の引き下げが必要
2.小学校1、2年生はさらなる引き下げの検討が必要との提言骨子をまとめた。
上限人数の具体的な数字は盛り込まれなかったが、文科省はこれを受けて、
教員や保護者、教育関係諸団体からの意見聴取の結果なども踏まえつつ、
35人程度とする方向で検討に入る予定だ。
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引用ここまで
もしこの法案が成立したら、現在36人以上のクラスがある学校は
クラスを増やすことになります。
川崎市の教室不足の問題はさらに深刻になりそうで心配です。
川崎市のいくつかの学校では、教室不足を補うために、校庭に仮設校舎を
建てて対応しています。
そういう学校では当然、児童1人当たりの校庭のスペースは非常に
限られたものになります。
最近の小学校では、休み時間に外に出ず教室に残っている子が
増えているそうですが、校庭が狭くなれば外に出ない子は
ますます増えるでしょう。
現在、小学生のスポーツテストの結果で、神奈川県は男女とも
全国平均と比べてかなり低い結果になっています。
校庭の広さとスポーツテストの結果を結び付けるのは、こじつけかも
知れませんが、子どもの体力を向上させるためには、広い校庭が
確保されているに越したことはないと思います。
せっかく、生徒・児童や先生方のためになる事を目的にした法改正なので
教室不足を抱えている学校には特例を設けるとか、新設校を増やすとか、
なかなか難しいとは思いますが、児童や先生方の負担が少しでも
軽くなればいいなと思います。
フライングディスク リングビーのホームページ
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