分かったよーなこと、言ったって~!!

中途半端な知識で適当ぶっこく無法地帯へようこそ( ^-^)ノ

自分のpixivSS過去作後書き1

2011-11-18 01:44:02 | SS・小説
 SSカテゴリがすっかり手薄になっちゃってるので、こちらもちょこちょこ記事を書こうと思い立ちまして。

 分からない方にはサッパリなお話でごめんなさいねぇ^^;


 ニコニコ動画ですとマイリストにコメントを書けるので、ある程度視聴者に情報を出せるのですが、pixivの場合ですと作品上部の短いコメント欄だけなので、どうも「書いて、ポンと出しただけでほったらかし」と言うイメージがあるんですよ。

 ま~~、「作品だけあれば良い。作者の事情や言い訳など蛇足に過ぎない」と言う視点もあるかとは思いますが、それでも言い訳したい(笑。


 なにせ、pixivデビューするまで二次創作はおろか、作品を出す、といった経験が無かったため、初期の拙い作品にも思い入れがあります。そもそも私、作文とか小さい頃から大嫌いでして、原稿用紙を見るのも嫌でした^^;

 夏休みの読書感想文、まだ提出してないんですよね~~~(・・;)

 それがいつの間にか「何か、書いてみたい」なんて思うようになりまして、スーパーファミコンでしたかね、『サウンドノベルツクール』と言う、サウンドノベルを作るソフトを買ってきまして(名前そのまんまやがな^^;)、友達に見せるためだけに一作、分岐がいくつかある話を書いた事があります。何故か銀河英雄伝説の801二次創作でしたが。結局それぐらいしか話を書いた経験が無かったのですが、どういう経緯かもう記憶がありませんが、ある日pixiv小説サイトを見つけてしまいまして。

 それまでpixiv自体知らなかったのですが、調子に乗った私は「どーせ誰も知らないサイトだよ。自分も何か書いちゃえ☆ミ」と言う、らくがき帳かよって言うノリで始めてしまいました。


 後々、まさかこんな事になるとは夢にも(・・;)ブルブルブル


 では、自作SSを古い物から順に、リンクと言い訳後書きを連ねていってみます。
 最近はpixivアカウントが無くても簡易画面で読めるようです。



THE MANZAI 真&伊織 (アイマス)

 上の様な事情で早速投稿画面を開いた所、一画面目には(0/1000)と書かれ(作品をコピペするのは二画面目)、説明文を書けと言う事に気付かなかったので、作品を1000字以内に纏めろ、と誤解致しまして(・・;)
 その場で漫才ネタを書いてみて、次の画面に移ったらそこに正式な投稿画面が出てきて泣きました^^;
 仕方が無いので前画面に戻って、コピペして投稿。試験的な物なので、一作目と言うよりは0作目、と言った物です。
 妙に番線がリアルなのは、実際の駅に準拠しました。


悲歌 ~エレジィ~ (アイマス)

 実質これがデビュー作の様な感覚です。当時はプロットを書く事も知らなかったので、頭で纏めながら書き、書きながら展開を選択肢から選んでいた感じでした。
 前回の漫才から一転、ホラーなわけですが、一人称でホラーって難しいんじゃないかと後から思いました。
 我ながら、非常に分かりにくい文章でした。他の方々に事後添削をお願いしましたら、様々な突っ込みを頂きまして、ここで初めて文章に対して真面目に考えるようになりました。


高木くんとPの、心温まる会話(棒読み (アイマス)

 タイトルがダメダメ過ぎますね^^;
 前作は『ミスリードしてしまう』と言う反省が強かったので、今度はいっそワザとミスリードさせてみよう、と言う試みでした。
 前作で「読み手に『あれっ』と感じてもらう」のが上手く行かなかったので、その方向の練習として考えました。


私はアイドル、でした。 (アイマス)2ページ

 これは初めての三人称視点でした。と言うか、それまで『三人称小説』と言う概念を知りませんでした。(;´Д`)
 初期作品の中で、何故か飛びぬけて閲覧数が多いです。ブックマークは全作品中一番多いのも意外でした。
 描写力など、まだまだ全然力量が足りないのですが、私なりに小鳥さんの魅力を出すのに腐心したのが報われたのでしょうか?
 この作品が思わぬ好評を頂けたので、ニコマスデビューは小鳥さん動画にして恩返しをしよう、と思い立ちました。


花 (アイマス)2ページ

 これは、タイトルありきで書いた、息抜き的な作品です。
 アイドルに花束。似合わないわけがありませんよね。
 あと、やはりこの作品でも『読者への引っ掛け』を意識しました。

 ちなみに…………ここまで五作、毎日投稿です。怖いもの知らずで一日一作書けました(^-^;)


Pさんは私だけのもの☆ (アイマス)

 全キャラ(箱○準拠)出してみよう、と思って書いた物。
 キャラクター数と文字数はある程度比例する物ですが、やはりこの作品は従来よりだいぶ長くなりました。
 所謂『キャラを立たせる(そのキャラクターらしさを表現する)』事の練習にと思って挑戦した作品でした。


邂逅 (アイマス)

 pixiv・ニコ動同時開催企画、『15行PoeM@ster』参加作品。
 ポエムは嫌いではないぞよ?^^ と言う感じで食いつきましたが、表現として動画に負けるよなぁと思い、少し視覚的な小細工をしてみました。
 春香の、決然とした表情が最後に浮かべば成功、と言う感じです。


嫌い、嫌い、きらい。 (アイマス)

 これも『15行PoeM@ster』参加作品。どうにも作品が出揃わないのでもう一作書いてみました。
 これはかなり試験的要素が強いです。平仮名はどこまで漢字にするべきか、を考えた物でした。
 主人公(この場合千早)の想いは強いのに、表現は力無く弱々しい時。おそらく、心の中で漢字に変換されない(される余裕が無い)のではないだろうか、と言う試みです。いくつかのワードはあえて平仮名、『嫌い』に関しても最後だけ変わっています。
 読み手としてどう感じられたのでしょうかねぇ?


ゆきほ☆しんどろ~む (アイマス)

 この当時、ニコ動の萩原雪歩コミュニティが突然解散されまして。コミュ主脱退でそうなるようなんですが、急遽新雪歩コミュが作られたのに際して、支援の意味でこの作品からいくつか雪歩SSを書いています。
 タイトルが雪歩の割りには、律子と美希にクローズアップされている気もしますけれど、おそらく律子と美希のキャラを出す練習の意味もあったからだと思います。

 あ、冒頭のポエムはノリノリで書きました(^-^;)エヘ


そうだ、鬱病になろう!! ~憧れの引き篭もり生活~ (オリジナル)11ページ

 これは、アイマスでなく、オリジナルです。十作に一作はオリジナルを書こうと思っていましたので、十作記念として書きました。
 まぁ、次の作品のプロットが煮詰まっていた息抜きでもあるのですが^^;

 なんとなく眠れなくて、ツイッターでぼそぼそ呟いてみようかな~~とか考えてましたら構想が膨らんでしまいまして、これはツイッターじゃ無理だと思い、pixivに出す事にしました。後から読むとなんだか構成がちゃんとしてる様に見えない事もないですが、実際書いてる時は行き当たりばったりです^^; 常に「この先、どうしよっかなぁ~~?」と探りながら、割りと一気に書き終えましたね。なので、一部矛盾があります。


私はただ、……っただけ。 (アイマス)17ページ

 実は、プロットを書いたのはこの作品が初めてです。構成に真面目に取り組む事を覚えよう、と思いまして。
 後は、最近ニコマスで脚光を浴びていますが、黒井社長は格好良く描写し甲斐のあるキャラクターだと思うのです。
 元々『悪の美学』的な匂いを感じさせる登場でしたし、よく映えると思うんですよね~。


おねえさまに、逆らえない (アイマス)2ページ

 黒歴史キタコレorz
 なんでか、ツイッターの書き手仲間で「エロを書こう」と言う流れになりまして。
 私は自分がエロくてもエロを書くのは苦手ですw
 と言うわけで、とんでもない引っ掛けをしてやろうと企んだ物が今作でした。


雪歩、ひとり。 (アイマス)4ページ

 所謂『黒雪歩』『雪歩様』と言う物です。密かに好きでして^^;
 実際、雪歩様のドラマCD(メイドカフェ編のアレ)も買っちゃいました。
 ただ、単にヒステリックに怒鳴るだけでなく、美学を表現したかった。雪歩も辛いのだ、と。


星、ふたつ。 (アイマス)4ページ

 タイトルは前作に続いて、と言う感じですが、『みっつ』は断念しました^^;
 これは、私から見た『いおりつ』のイメージです。律子も伊織も、内に秘めた強さの裏には「何かに反発するバネ」を感じるんですよね。その点でこの二人は共通した性質のように思っています。
 章タイトルは要らなかったかもしれませんねー。ちょっとしたシャレだったのですが。


Break through,雪歩!! (アイマス)

 これはpixiv小説・ニコマス同時開催企画『青春M@ster』参加作品です。1000字以内の縛りがありました。
 短いなりにプロットも書いていたのですが、本当はボツにする予定でした。
 しかし、にわP
「書ききってみたらどうかな。作品として仕上げるのも勉強のうちですよ」
と言われ、なるほど(ぽんっ)と思い直して仕上げてみました。思ったより好評で嬉しい限りです。


絶叫!千早ちゃん!! (アイマス)

 同じく『青春M@ster』参加作品。
 青春って、後先考えずに情熱が迸(ほとばし)る物だと思うんですよね。
 なので、『思い出したくない青春』も表現したかった。
 しかし、ウケは余り良くなかったですね。力量不足もあるとは思いますが、こういった需要は薄いようです。


絶叫!千早ちゃん!!(元Ver.) (アイマス)

 前作は1000字以内縛りの為に結構削った為、その削る前の物を『青春M@ster』タグを付けずに投稿しました。
 『アイドルマスター』タグも付けずに『アイマス』タグだけにしていたのですが、どなたかが『アイドルマスター』タグを付けて下さっていたようです。
 作者の『納得』と言う点では、やはり前作(1000字に収めた物)と比べ物になりません。
 ここが縛りの難しさですねぇ……。


青春のダストテイル (アイマス)2ページ

 不完全ポエム。自分の中での、『青春M@ster』の後夜祭。

 なんだろう、これ? 一体、なんだろう??(・・;)


――――ニゲタイヨ (オリジナル)

 これは久し振りのオリジナルです。
 しかし、その後ヒロインを律子にして多少加筆修正、ニコマス動画として投稿しました。さらに修正版の動画も上げています。
 これは、確かプロットを書かなかったと思うのですが、アイテムの扱いが一番上手く行った作品だったと思います。
 ただ、もっと描写に文字を割かなくてはならない箇所もあり、発展途上の自分そのままを映した様な作品にも思えますね。


想い出がいっぱい (アイマス)

 これは『一枚絵で書いてみm@ster』と言う企画に提出、その後引っ込めた作品でした。
 絵師さんの書かれた一枚絵に対して何人もがSSを書くと言う企画なのですが、この回はいろいろ事情がお有りだったとは伺っています。
 しかし、私は『絵ありきの文章でなければ意味が無い』と頑なに思っておりましたのに、何度申し入れても絵を挿入する機会が得られず、この回の広報も私が度々協力を申し出たにも関わらず放置され、企画者はモンハンに夢中で作品を出さないと言う状態では私も企画に賛同する事が出来ず、申し訳ないですが提出後辞退をさせて頂きました。
 実際、一枚絵の挿入を前提としている為、文章の描写はその部分で控えめにしてあります。事実、『泣く』と言う言葉を一度も使用していません。
 なので、一枚絵が挿入されないまま放置されるのは、画竜点睛を欠く不完全状態を私の全力量と捉えられるのはさすがに不快で、いくら私の技術が未熟とは言え、未熟なりにプライドが許さなかったのです。


アナリーゼ (アイマス)11ページ

 こちらも続いて一枚絵にSSを添えた物です。こちらは一枚絵を挿入させて頂けました。
 絵がSSを引き立て、SSが絵を引き立てる様な共鳴関係を作れたらなぁ、と頑張ってみた物です。
 正直、絵一枚に対して文章が長すぎるかもしれません。なかなか書き進まず、絵をもう一枚お願いする機会を逃してしまったのが悔やまれます。
 しかし、何度か作中で繰り返される朝の光景、千早と美希の会話を読者が繰り返し想像された物が、最後の一枚絵で変化を感じる、それまで頑なに取らなかったヘッドフォンを千早が外した、その瞬間をそこでぶわぁっと絵に感じて頂けたなら、私の乱筆も絵師さんの晴嵐改さんに申し訳が立つと言う物でございます。


隣りに… (アイマス)

 タイトルであずささんかと思わせといて、実は千早。その時点でもう読者を騙していますが、今までの作品の中で最も大きく読者のイメージを反転させる、騙し小説です。
 他の方に感想を伺うと、どうやら余り上手く行かなかったようですが、悟らせるキーをどこまで隠すか、どこまで明かすかと言うバランスの難しさに非常に悩まされ、考えさせられた一作となりました。


ゆらり ゆらり ゆらり (アイマス)

 唯一の『R-18』タグ付き。もしかしたら、アカウント無い方は閲覧出来ないかもしれません?
 これはpixiv・ニコ動同時開催企画『エロm@s』参加作品です。でもこれあんまりエロくないと思います。(・・)
 例によってエロを書くのは得意ではないので、ポエム調で誤魔化してみました^^;
 これでも結構、気を使って言葉を選んだつもりです。

 『ろれん』言いたかっただけかもしれません(^-^;)


頭文字……Dあるも~ん!! (アイマス)12ページ

 これは全作品中最長です。961・876含めてアイドル全キャラ出すとなると、どうしても長くなりました。本当はもっと長く書き込むべきだったと思います。
 以前、これの動画版(嘘予告)の話で触れた事がありますが、最後が中途半端なのは理由がありました。
 好評なら続編を書くつもりだった事。(好評じゃーなかった(^-^;)
 そして、全キャラにファンがみえるのに最下位を明らかにしたくなかった事。
 全キャラに見せ場を作りたかったのですが、やはり難しかったですねぇ。春香は不憫ですが、本当は続編で活躍するはずでした。


大好き!やよいお姉ちゃん (アイマス)

 「やよいの話を今まで余り書いてなかったな」と思って、書いてみた物。
 あと、イイハナシっぽい物が自分に書けるか挑んでみたかったのもあります。

 実は、ゲーム本編ではやよいってチートっぽく強くなるキャラなんですよねー……私がやると。


はるちは!? ちははる!? (アイマス)

 なんか書きたいけど、特にネタ無いな~~。
 ツイッターでカップリング募集してみっかぁ~~。
 「はるちはで!!(間髪入れず)」

 はるちはに決まりました(^-^;)
 急いで書いて投稿したら、提案者は寝ていたと言う不条理_O__


目覚め (アイマス)

 分かりにくいかもしれませんが、伊織が765プロに入る前のお話。
 恵まれた環境の伊織が、どうしてデビューを志したのか。
 それに対する、私の答えがこれでした。
 実は公式で何かエピソードがあるのかもしれませんが、私はそれを知らないので妄想に任せて作ってみました。




 ふぅ、自作はここまでです。お見苦しい作品ばかりで申し訳ございませんでした^^;

 またこの『SS・小説カテゴリ』で記事を書く時には、ちゃんとした上手い方の作品しか載せないのでご安心下さいまし^^;



 では、本日は長々とお付き合い頂きありがとうございました~ m(_ _)m







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小説のお約束は、縛られるべきか?

2011-10-22 14:56:38 | SS・小説
 私は正直『物書き』だなんて自称出来る程、偉くはないのですが。

 でも、やはり書くからにはいろいろと真面目に考えたり、可能性を追求したりするのは当然、『物書き』の方々が過去に通られたであろう道を追いかけてしまうわけです。


 以前、このブログでも触れた『小説のお約束』と言う物は、元々は出版の都合ではあっても広く一般に浸透しました。

 もちろん、それが表現として理に適っているからこそ作家陣もそれに倣って書かれる様になったわけなんですが、それに縛られ過ぎるのもどうなんだろう、と、よく思います。
 正式な場ではもう、そうしなければ違和感を抱かれてしまう時勢ではありますが、もっとくだけた場面、もっと気楽に書けるシチュエーションでもガチガチにそれに縛られて、表現の可能性、ニュアンスの広がりを狭めてしまうのを、個人的には残念に思うのです。

 いえ、まぁ素人が勝手に言っているだけなんですけれどもね^^;


 例えば、『簡単な漢字は全て漢字で書かなければ読みにくいから、平仮名にしない』と言うのがありますが、私は以前、あえて意図的に平仮名を多用した物を書いた事があります。

 主人公がいつも冷静に思考や行動を出来るとは限らず、溢れ出る想いは漢字に変換されないかもしれない。理路整然と漢字に変換し、正しい候補を選ぶ精神的余裕が無いのかもしれない。
 そんな、『弱々しい想い』を表す言葉は、平仮名であるべきではないか。そんな試みをしてみましたが、自分ではそれが『正しかった』と納得出来ました。

 或いは、序盤では冷静であった主人公が、様々な想いを巡らせる内に思考が絡まってしまい、弱々しく心の中で泣き崩れる。最初は頭の中でちゃんと変換されていた漢字が、いつの間にか平仮名のまま行を連ねて行く。

 それが、過去に表現した『嫌い、嫌い、きらい』だったのです。
 「どうしてこの言葉、平仮名なの?」と言う物は、全て主人公の弱々しい想いでした。

 想いは強いけれど、輪郭がハッキリとしないボヤけたビジョン、と言うイメージでしょうか。



 次に、以前にも触れた『三点リーダ』。これはよく話題に出ます。『…』と言う物ですね。

 私が小説をサイトに投稿し始めた頃は、三点リーダでなく『・・・』を使っていました。中黒と言うヤツですね。三点リーダではないので、並べる数は三の倍数に縛られません。
 状況や感情の『間』を表現するのに、三の倍数に縛られる事にどうしても違和感を覚えてしまうんですよね。

 なので、場合によっては『・』を五つ。或いは七つぐらいだったり、極稀には二つにした事もありました。
 数が一つ違うだけでも微妙にニュアンスが変わる。
 例えば、「そう・・・」と「そう・・・・」では『間』だけでなく、感情の流れや葛藤の大きさ等、心情の背景の深さが違うと思うんです。なので、そういった細かい表現が出来ない三点リーダが嫌いでした。しかもこれ、『偶数個並べるべし』と言う決まりまであり、さらに幅を狭めています。つまり、六の倍数である事が確定しているわけです。
 最近は自分も三点リーダを使用していますが、今でも「なんで三点リーダの表現はこうなんだよ!!」と泣きたいやら怒りたいやら、納得しかねる事も多いです。
 また、三点リーダは『…』といつも中央に表示されるわけでもなく、場合によっては『...』と言う感じで下に下げられてしまう事があります。あれ、個人的に許せないんですよ^^;
 なんと言いますか、美しくない。

 まぁ、三点リーダが何故偶数個セットなのかはメリットもあるようなので、そちらは他の方がどこかで紹介されることでしょう。




 そして、実は今「このままお約束に従うべきなのだろうか」と一番強く疑問を抱いていますのが、鍵括弧(「」『』)内の最後に句点(。)を置かない、と言うお約束です。
 これは出版の都合と言いますか、こうやって文章を打っていても自動的に行末を調整される事がありますよね。
 一行の文字数が決まっていて、でも句読点(、。)や括弧類の分だけ見えない余裕があって、末尾にそれが来た時には改行しないでそのまま見えない余裕に句読点や括弧が表示される、と言う物でして、おそらく括弧を閉じる直前に句点があると不都合なんだと思われます。二文字分、スペースを食ってしまうので、行末にあると改行してしまい、次の行頭が閉じ括弧になってしまいます。
(分かりにくい表現なので後日補足:例えば一行二十文字と決まっている場所で、二十一文字目に句読点や閉じ括弧が来た場合、改行されずに二十一文字目として例外的に同じ行に表示されることです)

 しかし、私は台詞の末尾に句点が無い事に、大きな違和感を覚える事が多いのです。

 台詞は口から出ますよね。発言者は、句点で口を閉じると思うんです。心の中で語っているにしても、やはり句点でその想いは小さく区切られ、様々な感情が入り乱れた心も『ほんのわずかな冷静さを取り戻す間』が用意されるべきだと思うんです。

 例えば、
「私はそんな事言っていないし、思ってもいないわよ」
と言う台詞があったとします。文末が突然容赦無く閉じ括弧にバッサリと区切られてしまった事で、この台詞はただの『否定・反論』として単純な意味しか持つ事が出来ません。

 それを、
「私はそんな事言っていないし、思ってもいないわよ。」
と変えると、意味合いは全然変わってくる様に思えます。
 まぁこれは、単に私の妄想なのかもしれませんが、この末尾の『。』一文字の間に発言者は自分の口から出た『否定・反論』を、ほんの一瞬だけ冷静に振り返って葛藤を持つ事が出来る、と思っています。

 言うなれば、
「私はそんな事言っていないし、思ってもいないわよ(今更そんな事言われても困るし、本当の事私の口から言えるわけないじゃない……)」
と言う様な、『発言者が言葉を口から出した後の複雑な余韻』のニュアンスを読み手に感じてもらうためには、この末尾の『。』が必要不可欠だと思うのです。

 これも、最近は『お約束』に従って自分も句点を入れていませんが、やはり納得は行きません。



 まぁ、私がちゃんと世間に評価される様な作品を出せたら、私の主張も真面目に議論される事になるのかもしれませんが、なにしろ素人ですからまず相手にされませんな^^;


 或いは、こういった制約を物ともしない文章力があれば、あえてこんな反論を投じなくてもいいのかもしれませんね?



 文章のお上手な方々は、どう感じて(思って、でなく)みえるのでしょうねぇ…………。






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物書きの恥って、なんだい!?

2011-08-21 17:27:56 | SS・小説
   ヽ ,,,,,,,,  ;;,;;;;;;;;;;;;;,,,/            ヽ       /|
       フヽ_ ∪"'=,,,,;;;;;;;;;;/ 丿 |  !-,,,,,____,,,,--;;;フ=|\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
      彡>;,,,,__..│   / 丿 |;;;;;;;;;;;;;;ン-彡彡=|≫     三点リーダーひとつなど ≪
               ノ     「,二,,"""   彡|≫     物書きの恥だっ!      ≪
           __,,,-‐`゛      V、 '''ひ`=-,,,_ノ_ ≫                     ≪
                      ヽ\,,,_  .丿 |/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
                     .│  ゛゛゛~  ノ
             -‐-ヽ    . | ヽ    丿/   
 \          ,,___       |      / /    
  //      /r′      /  │       / :  
 /        ( t;;--;;,,_.  ..、 .|      ./  :  
            ~ ""` ^''''_.丿      ./  :        
                ,r'′ ̄ ''ヽ   ,,,,ノ/  : 
   ,, ,__,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、  ‘        / ./  ;  
   ∥ (       `゛‐-‐'、,,_      / ./  / 
   '  ゛゛`=─--.,,,,,,_   ./    ./ ./  / 


と言われる方が、たまーにみえます。

 三点リーダーとは『…』の事で、一文字分を単体で使うのは間違いだ、と言いたいようです。


 何の事を言ってるかと申しますと、出版物の文章には一定の『お約束』があるんですね。

 こんなのです(リンク) ⇒   某サイト様による文章作法の例


 いろいろ文章の勉強をされた方はこういった知識を持ってみえるわけですが、小説にしてもこういったブログにしても、その『お約束』から外れただけで、その『外れた一点のみ』を叩く方もみえるんです。

 例えば

・三点リーダー(…)が偶数個(2,4,6個)並べられていない(『―』も同様)
・三点リーダーの代わりに『・・・』を使っている
・『!』『?』の後ろにスペースで一文字空けていない(括弧類は除く)
・括弧で閉じる前に句点(。)がある(例:「こんにちは。」)

の様な文章を見て、中身そっちのけでそこを叩くんですよね。
 このお約束は、出版するにあたって見栄えがよい・読みやすいであろうというテンプレなわけですが、多くの方々がそれに賛同して(或いは仕事上させられて)、現在一般的になっています。もちろん、『何故そうすると効果が良いのか』に一理論持ってこだわられる方もみえます。


 しかし、それでは例えば石川啄木と同時代に生まれていたら、その方はなんと言われることでしょう?
 型破りの作品を見て、内容そっちのけで非難されるのでしょうか?

 名のある方がそんな事をしたら、後世のいい笑い者ですね。


 最近は、素人が投稿する小説のサイトや動画のサイトもあり、勉強し始めて間もない方々も作品を世に出してみえます。才能の芽は、まだ土から顔を出したところにチョロチョロとじょうろで水をやっている状態です。

 漫画内などで用いられる表現で言う所の『荒削りだが、光る物がある(キリッ』みたいな方も多いわけですが、見るべき部分を全く無視して『お約束』のみを叩くのは、単に御自分が上から目線でドヤ顔をしたいだけの様に思えてもったいないな、と個人的には思っています。


 せっかく勉強をしてこられた方が、才能の芽を見過ごすのももったいない。

 せっかく出てきた芽に、日が当たらないのももったいない。


 音楽の世界でも、作曲でそういった『お約束』(和声学・対位法など)がありますが、モーツァルトなど、『禁則』と呼ばれる和音進行を用いたりしても作品の評価を落とされたりはしません。



 小説の作品も、こういったブログの記事も、書く方が『こうしたい』という表現が優先されるべきであって、安易に文章作法ありきで叩く風潮が散見されるのは残念であります。






 あ、今回はオチはありません。えへ^^;









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北陸行けばマンネリ打開出来るって本当!?

2011-08-18 03:29:31 | SS・小説

 ……と、考えた事があるんです。
 毎月一度~数度、用事で北陸へ行くのですが、不思議とその通りになるのです。


 こういったブログの記事でもそうなんですが、動画プロットやSS(小説)を書くのに行き詰まる事ってありますよね。どーも発想を上手く発展させられない、筋がまとまらない、新しい話が思い付かない。

「途中まで考えたけど、そこからいいオチに持っていけない」
「この場面とその場面を繋ぐエピソードが欲しいんだけど思い付かない」
「過去作と雰囲気が異なる物を書きたい」


 ああでもない、こうでもないと書きあぐねて筆が進まない。或いはぼんやり『こんなの書きたいな』と浮かんだっきり形に出来ていない。
 それが北陸への道中とか、帰路に突然アイデアが降ってくる事が多いのです。(『降りてくる』と仲間内では呼んでます)

 せっかく降りてきたアイデア、逃してなるものかと頭に焼き付けますが、休憩込みで片道数時間。せっかく結晶を集めて凍りつかせた物も、家に帰り着くまでにはどろどろに溶けてしまっています。それでも助かるのですが。


 そこで、携帯電話をスマートフォンに買い換える時に『キーボード付き』の機種にしてみたのです。
 ポメラ の購入を検討していたのですが、これで買わなくて済みました。

 初期のキーボード付き携帯電話のような、こんまいキーではなくて、表裏二層からなる端末全体がスライドしてマトモなキーボードが出現するという優れ物。ただしレア(売れてないとも言う)。

 口で説明するのは難しいと思い、画像をうpしようと思ったのですが……


 ( ゜д゜) < よーし、スマホで画像撮るぞー

 ( ゜д゜) < …………。

 Σ(゜Д゜) ハッ


 撮影機材と被写体が完全に一致 orz



 ええい、これじゃーい!! ヾ(`Д´)ノ

 まぁ、これのおかげで簡単なプロット等は道中の休憩時にバッチリ記録することが出来ます。



 さて、それではどうして北陸へ向かうと発想の泉がこんこんと湧くのでしょう?
 ひとつ、仮説を立ててみたのです!



 御存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、北陸って雷が特殊なんですよ。
 季節によっては、一旦始まると他地域では考えられない激しさが延々と続きます。

 実は訳があるんです。


 雷って、落ちますよね?
 当たり前の事を訊くなって? ちっちっち。常識はブチ壊す物!!

 何を隠そう、北陸の特殊な雷は登るんです!!(常時じゃありません。季節等、一定の条件が必要です)
 地面の電極と、空の電極が逆になる為、下から上へと電流が流れます。
 一般的な落ちる雷は、地面に到達する時点でエネルギーはあれでも小さくなってますので、避雷針があればどこ吹く風なのですが、地面から電流が出る瞬間がMAXエネルギーなわけですから電車なども止まってしまいます。一旦止まるとなかなか走り出しませんのでやっかいです。


 そんなわけで、電極が異常な為に地磁気なども北陸は特殊なのではないか。
                ↓
 脳の思考は微弱電流により働く為、脳がそれに影響されて活性化するのではないか。
                ↓

 殿、発想の泉が溢れて止まりませぬ!! (^-^;) ←イマココ


 などと妄想してみたのですが、実際はトイレや風呂場などでも多少アイデアは降りてきやすいみたいなんです。人によって降りてきやすい場所・状況は異なりますが、周りに訊いてみるとやはりトイレ・風呂場を挙げる方は多かったですね。

 異国の地で発想が湧く=脳が活性化する、というのは単に『日常のマンネリ状況から離れると、脳もマンネリ思考に縛られにくくなる』のではないか。トイレで……を露出する、風呂場で生まれたままの姿に戻るといった『日常の中の非日常』でも、小さい恩恵を受けるのではないか。大局的に見るとこんな感じみたいです(´・ω・`)


 なんだよ、ここまで盛り上げておいてタイトル詐欺かよ!! と言われるかもしれませんが、これは話作りに限らず、日常の悩み、仕事の行き詰まり、ぎこちない人間関係なども、こういった『自分の状況を変えた気分転換で、発想・思考も変わる』のではないか、とポジティブになって頂ければ、ここまで騙された甲斐はあったのではないでしょうかっ!!


 悩んで凝り固まった思考が柔らかくなって、解決の糸口を見出せるかもしれない。

 仕事の効率に頭を抱えていたのに、効率的なフォーマットを思い付くかもしれない。

 気持ちを理解出来なかった相手が、どうして欲しいのか気付けるかもしれない。




 実際、乗り物(車、電車など)は、流れる景色を脳が一生懸命情報を得ようと活性化するらしいです。(ボケ防止にもなるとか)
 だからそんな時には、ふらりと旅に出てみたり、子供の頃に遊んだ場所を久しぶりに訪ねてみたりと、気分転換してみませんか!?
 









 と、綺麗に纏まった(?)所で、北陸三県の観光課関係者は後でランキング投票しといてね(^-^ )


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