脳の構造として、男性と女性に差異はあるのだろうか。
と言うテーマは昔からありますよね。「差異が有る」「いや、無い」と両論ありましたが、最近では「有る」と言う方が一般的になっています。実際、中身の構造を立体化して見る事の出来る現在の技術では、構造の細かい傾向の違いが証明されました。
では、それが思考や行動にどう違いが現れるのか。
最近あちらこちらで見られる有名な実例があるので、そちらを御覧頂きましょう。
御存知の方も多いかもしれませんね。元ネタは英語のようです。
以下、コピペです。
車のエンジンがかからなくなった女性が、親しい男性(彼氏?)に電話を掛けた際の会話。
女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど?』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです』
女『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』
男『大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『ああそう車の話だった』
はい、コピペここまでです。
もっと続きがあった気もしますが、今ここまでしか手元にありません^^;
これは非常に秀逸なサンプルですね。
このコピペに対して、様々な感想が寄せられています。
・母親との会話がこんな感じだな
・このコピペでの女は、要するに「足がないから車で来てタクシー代わりになって」と言いたいのだが、
男はそれには気づかずに男なりに頑張って助けてあげようとしている。
・これどう見ても男の方がおかしい。
女は男に助けを求めるような言動は一度もしていない。
女の話は単なる雑談・愚痴なのに、それを察知せずに、ただバッテリーに固執する男はコミュ障害。
・この前彼女がグチグチ云ってたんで
それは○○すればいいんじゃない?って言ったら
「結論なんてもとめてねえ!」ってキレられた。
・ブースターケーブル持ってくか、JAF呼ぶかの判断にライト聞いてるんだと思ってた。
・迎えに来てくださいと素直に頼まない以上、自力で直す気なのかな?と解釈してもしょうがないだろ
指示を仰ぐために電話かけてきたようにしか見えないぞ
・なんか最終的に男が諭されてるみたいになってる所が笑えるんだよな
・このコピペは
男が読むと、車の故障についての話だと思うが
女が読むと、さっさと車で迎えに来いよってことだよ言わせんな恥ずかしいって分かる
・男A→男BだとAの「悪いけど急ぐんで送ってくれ」って一言で解決するし
女A→女BだとBの「えーそれじゃ送ってこうか?」って一言で解決するんだよな
お年寄りはこの男女間のすり合わせが上手なので古い価値観だと問題が起こらないのかもしれない
見方を変えると男女の関係が変わってるのにそういう価値観だけが生きてるから齟齬が生じてるのかもしれない
単純に神様が性悪なだけかもしれないが…
男は適切な人間関係と埋め合わせがあれば頼まれても嫌な顔しない/出来ない生物なので
女性の方で賢くなって送ってほしい旨をストレートに伝えるようになってくれれば平穏に収まると思う
・男は主張する文化、女は察する文化ってことなんだな
主張しない意志はあることすら想像しない男と黙っていても相手の気持ちを察して当然な女。
女は主張する男に助けられる事があるし、男も察する女に助けられる事があるんだから、仲良くできりゃいいんだがね。
・ぶっちゃけ男の言ってることは完全に大きなお世話だと思う
別にあんたに頼んでもいないのに何張り切って偉そうに
解決しようとしてんの?俺凄いアピールうざい!としか思われないパターン
女同士だったらせいぜいこんなだ
女1『車のエンジンがかからないの…』
女2『うそー?大丈夫?』
女1『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
女2『ずいぶん急だね、なんでだろうね。修理屋さん呼んでみたら?』
女1『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
女2『じゃあ修理しても間に合わないか…困ったね』
女1『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
女2『そうだねー、古くても使い慣れたものの方が良かった!ってあるもんねえ』
女1『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
女2『まじで?もう時間ないじゃん。他の手段考えるしかないね。どうするの?』
→女1に案を出させて、一緒に考えてあげて、女自身に選択させる
女との会話ってのはトラブルがあったらいきなり「あららバッテリーかな」じゃなくて
まず何をおいても大丈夫?とか怪我しないでね、気をつけてねとか
相手自身への気遣いの言葉をまず上位に持ってこないといかんのよ面倒でも
・男性は解決したがり女性は小言を言いたがる
男性がなにか問題があったことを話すとき、男性は普通、同情よりも問題の解決策をまず求めるそうです。
女性がなにか問題があったことを話すとき、女性は普通、問題の解決策よりも同情をまず求めるそうです。
だから例えば、妻が夫になにか、これこれこういう問題が今日あった、という話をすると、
夫はよく聞きもしないで、こうすればよかったじゃないか、ああすればよかったじゃないか、と言う。
こういう夫は相手を愛していないわけではなく、自分なりに相手を想って解決策を提案しているのに、
妻は相手が自分の話をしっかり聞いてくれない、自分の辛かったことを理解して くれない、と思うようになります。
妻が続けて問題の話をすれば、自分の解決策は役立たずだと言われんばかりに夫も、妻が自分の能力を認めてくれていない、
と思うようになります。
問題は相手がどんな考え方をするのか互いに理解していないこと。
この場合は特に男性が、親身になって話を聞いてあげることがいかに女性にとって大事なことか、まず理解するべきです。
相手の困っていること、足りないところ、向上できそうなところに自分から気づいて相手に助言をすることを
女性は美徳だと思うそうです。
愛している相手をより良くしようと、普通、小言を言うのです。
ところが男性は頼まれもしないのに誰かから、こうすればいい、ああすればいい、と言われることは、
なにか自分が足りないものであると言われたみたいで大変、傷つきます。
だから例えば、夫が運転して道に迷った時、夫はなんとか自分で問題解決しようと試みますが、そこで妻が
「誰かに道を聞いてはいかが?」と「助言」することは、なんの解決にもならない ばかりか夫もそんなことは
分かっているけど、できることなら自分で解決したいと躍起なのです。自分の能力が信頼されていないと思ってしまうのです。
この場合は特に女性が、相手が一生懸命問題を解決しようとしているときに余計な口をはさまず、小さなミスは
受け入れてあげるべきです。
・男が読むと女にいらいらし、女が読むと男にいらいらするという秀逸なコピペってことか。
・自分女だが、女の方にイライラしたww
・さすがに電話だって気づいてたけど、
女視点で見れてなかった。わたし女なのにw
・自分も女だが、女の方にイライラしたわ
・女視点で考えてもこんな女無理だわ。
一言車使えないので送ってくださいだのタクシーお願いしますだのはっきり言えよ
いやあ、もうコメント欄で侃々諤々(かんかんがくがく)でした。
解釈も様々だったわけですが、私個人の見解で男女両方に擁護と批判をしてみましょう。
まず、男性側への擁護と批判。
ライトが点くか、またその光の強さで完全にバッテリーがイカれてるのか、或いは電気系統自体が死んでるのかが多少予想が付きますので、ギリギリ行けそうなら電装品(エアコン・カーステレオ等)の電源を全て落としてセルを回す手もあり、それが叶えば解決法としては最短になります。自分が迎えに行くよりもずっと解決は早く、コストも掛かりません。
ただ、相手はそれを知りませんので、どうしてライトを確認して欲しいのか、分かりやすく説明しなければそれこそただの『余計なお世話』『関係の無い話』とバッサリ切り捨てられても仕方がありません。自分に分かる事が、相手にも分かるとは限りませんが、男性はメカ好き・理論好きの傾向が女性よりも強いので、つい自分の見識を『誰もが知っている常識』として説明を省いてしまう危険があります。いい所を見せようとしているかどうかはともかく、男性も『なんとか解決を』と必死に思っているのに全く報われていません。
次に、女性側への擁護と批判。
コメントで、女性から見てもイライラされる方も多かった様ですが、それは実際に同じ目に遭われたら同じ事をしてしまうかもしれません。
原始人の時代から女性には、緊急時に自分(プラス自分の子供)を守って固まってしまう本能がプログラミングされていると思います。一種のパニック状態になりますので、論理的思考に繋がらなくなるケースが多いんです。
これはかなり昔に私の地元、名鉄(名古屋鉄道)岐阜駅の各務原線出てすぐの踏み切りで車がエンストしてしまった、実際の事故の例なのですが、エンストして車が動かなくなった所で遮断機が下りまして。と言う事は、電車が近づいて来ていると言う事なのですが、何を思ったか運転者の女性は電車を迎え撃って、車の後ろ側で電車を見つめていたのだそうです。
実際の配置図はこんな感じです。
ああ、実に雑な絵ですみません^^;
冷静に考えれば車を盾にしても電車に敵うはずもなく、そのまま押し潰されてしまうのは明白で(実際は幸い命は取り留めました)、話を聞いた多くの女性が「ありえない」と仰る様に、この女性自身も当事者でなければ「それはおかしい」と看破される事でしょう。しかし、パニック状態で固まってしまった女性に簡単にそれを求めるのは大変困難な事なので、先程のライト云々の話は彼女の耳に入りません。そこは男性側が理解を示すべきだったと思います。
ただ、もしそれで「迎えに来て欲しい」「送って行って欲しい」と本当に察して欲しかったのならば(本当にそうなのか定かではありませんが)、やはり口に出して言うべきで、男性側も予定の調整が余程困難でない限り嫌な顔はしないと思います。そこで「言ったら負け」と言った思考は現代、非常に男性陣から嫌われる時勢(男女平等が叫ばれ始めてからその傾向が強くなった)になっています。
昔、私の彼女の車がガス欠を起こしてしまった事がありまして、たまたまそれが私とのデートが終わってお互い離れた直後だったのもありますが、電話が掛かってきまして。「来て」「とにかく来て」の一点張りで、後はガス欠になった事以外何も話が出来ないパニック状態になってまして。男性としては、そうしたストレートな意思表現が大変助けになるのです。
つまり、最初のコピペに於いて男性は(いい所見せようと言う色気もあるかもしれませんが)、理論的な解決へ真っ先に手を出そうと相手の心情を脇へ置いてしまい、女性はとにかくこの現実から逃げる事(愚痴なり、迎えに来てもらうなり)に固執してしまうパニック状態で相手の助言を脇へ置いてしまいました。
これも男女間の思考の違いなのでしょうが、お互い本能的にそういった傾向がある事を頭の片隅に置いて、上手く理解し合える様になれればいいなぁ、と思うのです。
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
と言うテーマは昔からありますよね。「差異が有る」「いや、無い」と両論ありましたが、最近では「有る」と言う方が一般的になっています。実際、中身の構造を立体化して見る事の出来る現在の技術では、構造の細かい傾向の違いが証明されました。
では、それが思考や行動にどう違いが現れるのか。
最近あちらこちらで見られる有名な実例があるので、そちらを御覧頂きましょう。
御存知の方も多いかもしれませんね。元ネタは英語のようです。
以下、コピペです。
車のエンジンがかからなくなった女性が、親しい男性(彼氏?)に電話を掛けた際の会話。
女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど?』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです』
女『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』
男『大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『ああそう車の話だった』
はい、コピペここまでです。
もっと続きがあった気もしますが、今ここまでしか手元にありません^^;
これは非常に秀逸なサンプルですね。
このコピペに対して、様々な感想が寄せられています。
・母親との会話がこんな感じだな
・このコピペでの女は、要するに「足がないから車で来てタクシー代わりになって」と言いたいのだが、
男はそれには気づかずに男なりに頑張って助けてあげようとしている。
・これどう見ても男の方がおかしい。
女は男に助けを求めるような言動は一度もしていない。
女の話は単なる雑談・愚痴なのに、それを察知せずに、ただバッテリーに固執する男はコミュ障害。
・この前彼女がグチグチ云ってたんで
それは○○すればいいんじゃない?って言ったら
「結論なんてもとめてねえ!」ってキレられた。
・ブースターケーブル持ってくか、JAF呼ぶかの判断にライト聞いてるんだと思ってた。
・迎えに来てくださいと素直に頼まない以上、自力で直す気なのかな?と解釈してもしょうがないだろ
指示を仰ぐために電話かけてきたようにしか見えないぞ
・なんか最終的に男が諭されてるみたいになってる所が笑えるんだよな
・このコピペは
男が読むと、車の故障についての話だと思うが
女が読むと、さっさと車で迎えに来いよってことだよ言わせんな恥ずかしいって分かる
・男A→男BだとAの「悪いけど急ぐんで送ってくれ」って一言で解決するし
女A→女BだとBの「えーそれじゃ送ってこうか?」って一言で解決するんだよな
お年寄りはこの男女間のすり合わせが上手なので古い価値観だと問題が起こらないのかもしれない
見方を変えると男女の関係が変わってるのにそういう価値観だけが生きてるから齟齬が生じてるのかもしれない
単純に神様が性悪なだけかもしれないが…
男は適切な人間関係と埋め合わせがあれば頼まれても嫌な顔しない/出来ない生物なので
女性の方で賢くなって送ってほしい旨をストレートに伝えるようになってくれれば平穏に収まると思う
・男は主張する文化、女は察する文化ってことなんだな
主張しない意志はあることすら想像しない男と黙っていても相手の気持ちを察して当然な女。
女は主張する男に助けられる事があるし、男も察する女に助けられる事があるんだから、仲良くできりゃいいんだがね。
・ぶっちゃけ男の言ってることは完全に大きなお世話だと思う
別にあんたに頼んでもいないのに何張り切って偉そうに
解決しようとしてんの?俺凄いアピールうざい!としか思われないパターン
女同士だったらせいぜいこんなだ
女1『車のエンジンがかからないの…』
女2『うそー?大丈夫?』
女1『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
女2『ずいぶん急だね、なんでだろうね。修理屋さん呼んでみたら?』
女1『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
女2『じゃあ修理しても間に合わないか…困ったね』
女1『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
女2『そうだねー、古くても使い慣れたものの方が良かった!ってあるもんねえ』
女1『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
女2『まじで?もう時間ないじゃん。他の手段考えるしかないね。どうするの?』
→女1に案を出させて、一緒に考えてあげて、女自身に選択させる
女との会話ってのはトラブルがあったらいきなり「あららバッテリーかな」じゃなくて
まず何をおいても大丈夫?とか怪我しないでね、気をつけてねとか
相手自身への気遣いの言葉をまず上位に持ってこないといかんのよ面倒でも
・男性は解決したがり女性は小言を言いたがる
男性がなにか問題があったことを話すとき、男性は普通、同情よりも問題の解決策をまず求めるそうです。
女性がなにか問題があったことを話すとき、女性は普通、問題の解決策よりも同情をまず求めるそうです。
だから例えば、妻が夫になにか、これこれこういう問題が今日あった、という話をすると、
夫はよく聞きもしないで、こうすればよかったじゃないか、ああすればよかったじゃないか、と言う。
こういう夫は相手を愛していないわけではなく、自分なりに相手を想って解決策を提案しているのに、
妻は相手が自分の話をしっかり聞いてくれない、自分の辛かったことを理解して くれない、と思うようになります。
妻が続けて問題の話をすれば、自分の解決策は役立たずだと言われんばかりに夫も、妻が自分の能力を認めてくれていない、
と思うようになります。
問題は相手がどんな考え方をするのか互いに理解していないこと。
この場合は特に男性が、親身になって話を聞いてあげることがいかに女性にとって大事なことか、まず理解するべきです。
相手の困っていること、足りないところ、向上できそうなところに自分から気づいて相手に助言をすることを
女性は美徳だと思うそうです。
愛している相手をより良くしようと、普通、小言を言うのです。
ところが男性は頼まれもしないのに誰かから、こうすればいい、ああすればいい、と言われることは、
なにか自分が足りないものであると言われたみたいで大変、傷つきます。
だから例えば、夫が運転して道に迷った時、夫はなんとか自分で問題解決しようと試みますが、そこで妻が
「誰かに道を聞いてはいかが?」と「助言」することは、なんの解決にもならない ばかりか夫もそんなことは
分かっているけど、できることなら自分で解決したいと躍起なのです。自分の能力が信頼されていないと思ってしまうのです。
この場合は特に女性が、相手が一生懸命問題を解決しようとしているときに余計な口をはさまず、小さなミスは
受け入れてあげるべきです。
・男が読むと女にいらいらし、女が読むと男にいらいらするという秀逸なコピペってことか。
・自分女だが、女の方にイライラしたww
・さすがに電話だって気づいてたけど、
女視点で見れてなかった。わたし女なのにw
・自分も女だが、女の方にイライラしたわ
・女視点で考えてもこんな女無理だわ。
一言車使えないので送ってくださいだのタクシーお願いしますだのはっきり言えよ
いやあ、もうコメント欄で侃々諤々(かんかんがくがく)でした。
解釈も様々だったわけですが、私個人の見解で男女両方に擁護と批判をしてみましょう。
まず、男性側への擁護と批判。
ライトが点くか、またその光の強さで完全にバッテリーがイカれてるのか、或いは電気系統自体が死んでるのかが多少予想が付きますので、ギリギリ行けそうなら電装品(エアコン・カーステレオ等)の電源を全て落としてセルを回す手もあり、それが叶えば解決法としては最短になります。自分が迎えに行くよりもずっと解決は早く、コストも掛かりません。
ただ、相手はそれを知りませんので、どうしてライトを確認して欲しいのか、分かりやすく説明しなければそれこそただの『余計なお世話』『関係の無い話』とバッサリ切り捨てられても仕方がありません。自分に分かる事が、相手にも分かるとは限りませんが、男性はメカ好き・理論好きの傾向が女性よりも強いので、つい自分の見識を『誰もが知っている常識』として説明を省いてしまう危険があります。いい所を見せようとしているかどうかはともかく、男性も『なんとか解決を』と必死に思っているのに全く報われていません。
次に、女性側への擁護と批判。
コメントで、女性から見てもイライラされる方も多かった様ですが、それは実際に同じ目に遭われたら同じ事をしてしまうかもしれません。
原始人の時代から女性には、緊急時に自分(プラス自分の子供)を守って固まってしまう本能がプログラミングされていると思います。一種のパニック状態になりますので、論理的思考に繋がらなくなるケースが多いんです。
これはかなり昔に私の地元、名鉄(名古屋鉄道)岐阜駅の各務原線出てすぐの踏み切りで車がエンストしてしまった、実際の事故の例なのですが、エンストして車が動かなくなった所で遮断機が下りまして。と言う事は、電車が近づいて来ていると言う事なのですが、何を思ったか運転者の女性は電車を迎え撃って、車の後ろ側で電車を見つめていたのだそうです。
実際の配置図はこんな感じです。
ああ、実に雑な絵ですみません^^;
冷静に考えれば車を盾にしても電車に敵うはずもなく、そのまま押し潰されてしまうのは明白で(実際は幸い命は取り留めました)、話を聞いた多くの女性が「ありえない」と仰る様に、この女性自身も当事者でなければ「それはおかしい」と看破される事でしょう。しかし、パニック状態で固まってしまった女性に簡単にそれを求めるのは大変困難な事なので、先程のライト云々の話は彼女の耳に入りません。そこは男性側が理解を示すべきだったと思います。
ただ、もしそれで「迎えに来て欲しい」「送って行って欲しい」と本当に察して欲しかったのならば(本当にそうなのか定かではありませんが)、やはり口に出して言うべきで、男性側も予定の調整が余程困難でない限り嫌な顔はしないと思います。そこで「言ったら負け」と言った思考は現代、非常に男性陣から嫌われる時勢(男女平等が叫ばれ始めてからその傾向が強くなった)になっています。
昔、私の彼女の車がガス欠を起こしてしまった事がありまして、たまたまそれが私とのデートが終わってお互い離れた直後だったのもありますが、電話が掛かってきまして。「来て」「とにかく来て」の一点張りで、後はガス欠になった事以外何も話が出来ないパニック状態になってまして。男性としては、そうしたストレートな意思表現が大変助けになるのです。
つまり、最初のコピペに於いて男性は(いい所見せようと言う色気もあるかもしれませんが)、理論的な解決へ真っ先に手を出そうと相手の心情を脇へ置いてしまい、女性はとにかくこの現実から逃げる事(愚痴なり、迎えに来てもらうなり)に固執してしまうパニック状態で相手の助言を脇へ置いてしまいました。
これも男女間の思考の違いなのでしょうが、お互い本能的にそういった傾向がある事を頭の片隅に置いて、上手く理解し合える様になれればいいなぁ、と思うのです。
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