先日見たテレビ番組で、学校の校則についての話題が出ていて、私も自分の学生時代を思い出しました。
私は中学から大学までの10年間ずっと女子校だったのですが、それが結構なマンモス校で・・・🏫
中学生は1学年が8クラス400人。
高校になると外部からさらに400人が入ってくるので、1学年が16クラス800名というマンモスっぷり。
「良妻賢母」「大和なでしこ」を育てるという校風で、茶道に華道、調理実習も多かったし、スカートやパジャマなどの衣類も製作したり、編み物まで学校で習いました。
本当に、卒業後すぐに主婦になったとしても、何一つ困らないような授業内容でした。
とまぁ、そんな校風なので(現代じゃあ、この校風自体アウトかも)いわゆる女子校の華やかさやオシャレ感は皆無の学校で、校則もえげつないものでした(笑)
中学生はおかっぱ限定、髪は伸ばしてはいけません。
長さも、セーラー服の襟につかない長さと決まっていて、前髪は眉毛にかかってはいけません。
高校からは髪を伸ばせますが、高校進学の際に、ロングにするかショートにするか申請書を提出。
ロングは三つ編み限定で、三つ編みができる長さに伸びるまでの期間のみ、二つ結びが許されます。
今思えば、マンモス女子校でみんなが同じ髪型って・・・もはや軍隊並みですね💦
当時は、校則は絶対的なもので従うのが当たり前だと思っていましたが、今ならちょっと問題ですよね(笑)
もう一つ「これは絶対アウト!」と思うのが、体育教師の指導についてです。
夏の暑い時期、昔は結構肌着を着ていなかった子が多かったのですが(いわゆるブラジャーのみ)
体育の時間に抜き打ちで、男性教師(結構年配だった)が一人ひとりの体操服をめくって、肌着を着ているかチェックする時があったのです。
ほとんどの子が何も着ておらず、めくられた背中を、先生が素手でぴしゃりと叩いていくという指導?がありました。
当時は、みんな素直に従っており「しまった!肌着を着ていないのがみつかった!」ぐらいにしか思っておらず、それを疑問視する子もいませんでした。
現代なら、完全にアウトですよね~‼︎
良いのか悪いのかわかりませんが・・・昔の子は、先生の言うことは絶対で、ほんとよく素直に従っていたなぁ・・・と妙に感心します。
今日はちょっと楽しくないお話です。
途中怖くなった方は、読むのを止めてくださいね😞
みなさんは鉄道事故に遭遇した経験はありますか?
ざっくり「事故」といっても色々あると思いますが・・・
私は、忘れもしない中学1年生の春、学校の帰りに、目の前の人が線路に飛び込むという事態に遭遇しました。
中学生になって初めての電車通学。
まだ入学して間もなかったので、同じ経路で帰る友達もできておらず、その時も一人でした。
私はホームの端の方で電車を待っていて、目の前には、おそらく40代ぐらいの女性が一人で立っていました。
しばらくして、向こうの方にホームに入ってくる電車が見えたので、時間を確認しようと、左手につけていた腕時計に目をやった瞬間、前にいた女性が急に視界から消えたのです。
え?!と思って前を見ると、女性は入ってくる電車の方に頭を向けて線路に万歳をした形で寝そべっていました。
何が起こっているのか、これからどうなるのか、それはもう恐ろしくて身動きできませんでした。
近くにいた年配のおばさんが両手を大きく振って電車に合図しましたが、電車は止まることなく、そのままの速度でホームに入り定位置で止まりました。
そのうち周囲は慌ただしくなり、駅員さんが「近くにいた人は話を聞かせてください!」と叫んでいました。
でも私はひたすら怖くて、おまけに、時計を見るために上げた左手が、遠くから見ると、私が女性を押したように見えていたらどうしよう・・・と思うと、更なる恐怖感も増してきて名乗り出ることができませんでした。
ホームの端の方にいたのは、飛び込んだ女性と私の2人だけだったんですよね…。
結局、その場にいた人たちは全員その電車に乗るよう指示があり、私もその中に紛れて車内に乗り込むことに。
両手を上げて合図をしたおばさんは、状況説明の為に残っていました。
本当は、私が一番そばにいたんですけどね…
でも私にも
「女性は、電車が入ってくる直前まで私の前に立っていた」
「腕時計に目をやって、次に見た時には線路に寝ている状態だった」
としか言えませんでしたけどね。
実は電車に乗る前、怖いもの見たさか、恐る恐る線路に視線をやってしまったのですが…
車両の連結部分から、女性が持っていた濃いピンク色の手提げカバンが、きれいなそのままの形で見えました。
今でもその光景はハッキリ覚えているので、その時カバン以外は何も見えなかった事に救われた気がします。
というのが、私が遭遇したお話です。
今日はちょっと怖かったですか?
ごめんなさい🙏
せめてトップ画像だけはかわいいイラストを選びました😅