そろそろ夏も終わりですね・・・
「夏といえば怖い話」ということで?去りゆく夏を惜しみつつ…私の恐怖体験をお届けします。
あ、ただし真冬の出来事です🤣
ある年の年末、夫の実家に帰省するために、静岡の清水を出発して大阪へと車を走らせていました。
渋滞を避けるため夜遅くに出発し、三重県でトイレ休憩することにしたのが夜中の2時頃でした。
確か伊賀上野だったと記憶していますが、大きなサービスエリアではなく、トイレぐらいしかないパーキングエリアで・・・
時間も時間なので、とても薄気味悪い感じが漂っていました。
「気持ち悪いなぁ・・・ちょっと嫌だな・・・」と思いながらトイレに入ると、どのドアも開いていて私の他には利用者はいないようでした。
恐る恐る真ん中あたりのトイレに入り、用を足している最中のこと。
なんとなく上の方に気配を感じて、こわごわ目線を上にやると・・・
そこには、壁にかかった両手が…🥶😱
↑ この状態を前側から見た感じです。
それはもう、髪も逆立つ恐怖で叫びましたよ!!
人って、本当に恐怖を感じた時に「キャ~」なんてかわいい声は出ませんね。
地鳴りかと思うような「ぐぉぉぉぉ~~~~!!!」という声しか出てきませんでした。
私の地鳴りに驚いたのか?たちまち両手は引っ込みましたが、私の方はというと・・・
長時間のドライブでたまっていたものを出し切るまでに多少の時間がかかり、すぐに逃げることができませんでした(笑)
それが功を奏したのか?恐怖心が次第に落ち着き、先ほど自分が発した地鳴りが、急に恥ずかしくなったのです。
まだ新婚早々だったので、男子トイレの方の夫に聞こえていたら恥ずかしい・・・と思い、今度はかわいい声で、再度「きゃぁ~~~」と叫び直すほどの余裕まで出てきました。
そうこうしているうちにスッキリした私はトイレを飛び出たのですが、地鳴りもかわいい叫びも、誰にも聞こえていなかったらしく(笑)
トイレ前では、数人の若者たちが楽しそうに喋っていて、夫も呑気に煙草を吸っていました。
冷静になってみると、あれは幽霊ではなく「のぞき」か「かばん泥棒」じゃないかと思い、もう一度トイレに戻ってみると、私が入った時には空いていた一番目のドアが閉まっていたのです。
他に出入りした人間はいないし、中には犯人が?!
警察に連絡しようか、上から水をかけてやろうかとも思いましたが、全然違う人だったら大変なので、しばらく様子を見ることに。
結局しばらく待ってみても、そのドアからは誰も出てこず、ずっと閉まったままでした。
喋っていた若者たちも出発していったので、女性の仲間がいたわけでもありません。
鍵をかけないと自然と開くタイプのドアなので、おそらく犯人が潜んでいたんじゃないかと思います。
外に若者たちがいたから、女子トイレから出るに出られなかったのかも…。
ノックしてやろうかとも思いましたが、犯人が飛び出してきて危険な目に遭っても怖いし、結局、私たちもそのままパーキングエリアを後にしました…。
というのが、私の恐怖体験です😱
幽霊でも怖いけど・・・のぞきか泥棒か知りませんが、あんな夜中に薄暗いパーキングエリアで待機している人間の方が怖いかも・・・😰
ってか誰も入っていったのも気付いていないのか・・・。
公共の場所ってあまり気にしないですもんね・・・。
私だったら旦那に根掘り葉掘り話して一緒に見に行ってもらうなぁ。
でも、無視したのが一番いい対応だったのかも・・・。
もぅ、ほんま怖かったです。
最初は「でた〜〜」ってオバケかと思ったけど、なんかハッキリした手やったし💦あれは人間でしたな。
私たちがパーキングエリアに着いた時は、他に誰もいなくて、私がトイレに入ってる間に、若者が数人来たんですよね〜。
チカンだか泥棒だか知らんけど、ずっと待機してたんかなぁ。こわっ!