気持ち悪かった中古物件

現在住んでいる場所に家を建てるまでに、土地探しをし始めてから四年近くかかりました。

当時小学生だった子供の学区内に限定して土地を探していたので、なかなか見つからなかったのです。

そのうち、土地だけでなく、新築建売もチェックし始め、さらには建て直しも含めた中古物件まで見て回るようになりました。

ある日、仲介の不動産屋さんから、また学区内で中古物件が売りに出たという連絡が入ったので、内覧に行くことになりました。

その家に入った瞬間、早速、なんともいえない気持ち悪さを感じて

「うわっ、ここは無いな…」と思ったのですが、さすがに不動産屋さんに申し訳ないので、そのまま中に入ることに。

坂の上の方の小高い土地に建っていて、道路面は家の２階部分。

玄関を入ると、上下に階段があり、上がリビング、下はお風呂や洗面、他にも部屋はあったようですが、そこは見ませんでした😅

もう帰りたいのに、不動産屋さんは、ご丁寧に雨戸までオープン！

坂の上だけあって、リビングからの眺めは良いのですが、とにかく気持ち悪い💦

天井が通常より低い感じで、階段も普通の半分ぐらい。

２階半ぐらいの高さに３階分を建築したような間取りなんです。

どの部屋にいても、なんとなく圧迫感があり、からくり屋敷にいるような？おまけに空気感が、なんとも気持ち悪すぎて、だんだん怖くなってきた矢先…

不動産屋さんの携帯に電話が入り

「自由に見て回ってくださいね〜」

と、外へ出て行くではありませんか！

「あなた待って！私をひとりにしないで〜！」と昼ドラを演じそうになるぐらい、本気で泣きつきそうでした。

それまで何軒も中古物件を見て回りましたが、後にも先にも、あんなに気持ち悪い物件はありませんでした。

初めて「前の住人は、どんな亡くなり方をしたんだろう？ここでかな？」と考えました😨

こんなところに住んでローンまで組むなんて、アンビリーバボーです！

無料でも住めません‼︎

長居したら呪われそうな気持ちになり、居ても立っても居られず、玄関まで行ったところ、ちょうど不動産屋さんが戻り、すぐにその家から離れました💦

後日、その家の前を通ったら、もう誰か入居されているようでした。

なんとも無い人には、なんとも無いんですね…

ひぃ〜〜😱