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悠仁さまの文学賞入賞作文の一部が他の人の文章と酷似 宮内庁は参考文献の記載漏れを認める

2022-02-17 11:00:00 | 日記
下記の記事はNEWSポストセブン様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

秋篠宮家の長男・悠仁さま(15才)が文学賞に入賞された作文の一部が、それより以前に発表されたほかの人の文章に酷似していることがわかった。高校入学という新生活の門出を前に、過去の作文が今再び注目を集めている。
「素晴らしい賞をいただき大変うれしく思います」
2021年3月20日、悠仁さまは福岡県北九州市が主催した「第12回子どもノンフィクション文学賞」の佳作に選ばれた表彰式で、率直なお気持ちを語られた。
作文のタイトルは『小笠原諸島を訪ねて』。悠仁さまが小学5年生のときに、紀子さまとプライベートで小笠原諸島を訪れた思い出を400字詰め原稿用紙19枚に綴られた。
「お茶の水女子大附属中の夏休みの国語の課題で作文コンクールに応募するものがあり、2年生のときに学校を通して応募された作文が佳作に選出されたのです。コロナ禍によってオンラインで行われた表彰式では、喜びのお言葉のほかに『父島や母島に暮らす人々との交流を通して得た経験は、4年たったいまでも心の中に鮮明に残っています』と語られていました」(皇室記者)
受賞作品は、竹芝桟橋(東京・港区)から丸1日がかりの船旅に出る高揚感や、小笠原諸島特有の生態系に触れる興奮が生き生きとした筆致で描かれている。風土・風俗への鋭敏な観察眼は目を見張るものがあり、選考委員のリリー・フランキー(58才)は「10代でこのバランス感覚、文章の美しさは素晴らしい」と講評している。
しかし、である。悠仁さまの高校進学が話題に上るこの時期に、一部の宮内庁関係者と教育関係者の間でこの作文が話題になっているのだ。
「悠仁さまの書かれた作文の一部が、それより以前に発表されたいくつかのほかの人の文章と酷似していたのです」(宮内庁関係者)
関係者の中で言われているのは以下の部分についてだ。少々長いが、引用する。
《小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」です。では、こうした島の生き物は、どのようにして島々にたどり着いたのでしょうか。
 あるものは海流に乗って運ばれ、あるものは風によって運ばれ、翼をもつものは自力で、あるいはそれに紛れて、三つのW、Wave(波)、Wind(風)、Wing(翼)によって、海を越えて小笠原の島々にたどり着き、環境に適応したものだけが生き残ることができました。》
この部分によく似たものが、2012年に出版された『世界遺産 小笠原』(JTBパブリッシング刊、写真・榊原透雄、文・福田素子)にある。
《小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない。こうした島を海洋島という。(中略)まる裸で太平洋に突き出していた小笠原諸島に、生きものたちはいったいどのようにしてたどり着いたのだろうか。あるものたちは風によって運ばれ、また、あるものは海流に乗って。あるいは、翼を持つものは自力で、またはそれに紛れて。いわゆる3W 、風(Wind)、波(Wave)、翼(Wing)により、数少ない生きものだけが海を越えて小笠原の島々にたどり着くことができた。》(P11~12より)
独特な言い回しまで一致しているようにも感じられる。




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悠仁さまの作文『小笠原諸島を訪ねて』(北九州市立文学館「第12回子どもノンフィクション文学賞」HPより)
写真23枚
さらに悠仁さまの作文を読み進めていくと、
《サンゴ礁は、海の中で最も多くの生き物がすむと言われるとともに、漁業が営まれ、人々に食糧を提供しています。また、サンゴ礁が育つ海は美しく、旅行者を引きつける観光資源でもあります。》
 と、ある。これについても、国立研究開発法人の「国立環境研究所」ホームページにある研究者インタビュー(2014年収録)の中に以下のような文章が見つかる。
《サンゴ礁は海の中で最も多くの生き物がすむといわれています(中略)また、サンゴ礁では漁業が営まれ、人間に食料を提供していますし、美しいサンゴ礁は旅行者を引きつける観光資源でもあります。》
これらの類似点によって、コピペ(コピー&ペースト)をして書かれた作文なのでは、と問題視されているのだ。
悠仁さまが応募された文学賞の募集要項の「応募の注意」には、以下のように書かれている。
《他人の文章を勝手に使ってはいけません。使う場合は「 」で囲んだり、段落を落としたりして、自分の文章と他人の文章の区別がつくように工夫してください。また、どこから用いたかも必ず書いてください》
九段下総合法律事務所の伊倉秀知弁護士が解説する。
「この注意は、引用に関する著作権法の規定を説明したものです。引用については“公正な慣行に合致するもの”が認められると明記されており、法的なルールをかみくだいたものでしょう」
 
悠仁さまの作文には参考文献が1冊だけ書かれているが、前述の書籍やインタビューページのURLなどは明示されていなかった。
宮内庁報道室に確認すると、意外なことに「ご指摘に感謝します」との回答。続いて宮内庁を通した形で、悠仁さまからのお答えがあった。
「この旅行記は、悠仁親王殿下が、自らいろいろな文献等をお調べになり書かれましたが、参考文献の記載が十分ではなかったと振り返っておられました」
参考文献の記載漏れを認められたうえで、意図的な盗用は否定された格好だろう。
さらには今後について、「本件につきまして主催者に連絡いたしますとともに、ほかの箇所についても確認をされ、必要があれば正していかれたいとのことでございます」と、自らの作文を修正する意思を示された。
文学賞の主催者である北九州市の市立文学館の担当者はこう説明する。
「今回、両方の文章を比較して、確かに似たような文章が連なっていることは把握しました。参考文献の記載漏れがあったとしても、同文学賞は作品のテーマ、表現力を総合して評価した結果なので、賞の授与の撤回は考えていない」
今回の件は、情報へのアクセスがしやすい現代においては、まれなケースではないのかもしれない。
「宮内庁が異例の対応をしたのは、昨今、子供のコピペ問題が話題になることが多いからではないでしょうか」とは、さる教育ジャーナリスト。
「最近はインターネット上に読書感想文の手本が載っているサイトがあり、手軽に『コピペ』して自分の感想文とすることも可能。掲示板に宿題を投稿して匿名の相手に答えを出してもらって、書き写すだけの子供も増えています」
振り返れば、STAP細胞問題で話題となった小保方晴子氏の論文剽窃疑惑など、引用元を明示しなかったことで問題の色を濃くしたケースもあった。成蹊大学客員教授でITジャーナリストの高橋暁子氏が語る。
「コピペに慣れてしまうと思考を深める能力が確実に落ち、実生活で答えのない問題に直面した際に、柔軟に考えることができなくなる弊害もあるんです」
親や教育者がよりこの問題に向き合い、“子供を守る”姿勢が必要だろう。
※女性セブン2022年3月3日号

悠仁さまの作文で当該箇所がある部分(北九州市立文学館「第12回子どもノンフィクション文学賞」HPより)

別の人の文章に似ていると言われた当該箇所(北九州市立文学館「第12回子どもノンフィクション文学賞」HPより*拡大)
 

悠仁さまの作文で当該箇所がある部分(北九州市立文学館「第12回子どもノンフィクション文学賞」HPより)


別の人の文章に似ていると言われた当該箇所(北九州市立文学館「第12回子どもノンフィクション文学賞」HPより*拡大



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