北斗星は当初3往復で運行を開始した。
当然、上野発もあれば札幌発もあるわけで開業直前には
その車両回送が行われた。
これは、海峡線で撮影した上り向け編成の送りこみ回送だ。
何ゆえ撮影したかよく覚えてないが、昼間の時間つぶし
と、昼間ブルトレが通過するのは珍しいからという
理由だっかたのか、よく覚えていない。
たぶん昼間撮影できる唯一の回送列車だったのでは
ないかと思われます。
かの有名カメラマンI氏のよると、後にも先にも
ED79100番代が客レの先頭に立ったのは
ほとんどなかったようです。
というのもこの100番台というやつは、ブースター
というやつのようで、単独で青函トンネルを走行できない
釜だった。ようは0番台に保安装置のフル装備をさせて、0番台と
重連で組ませてることにより動力だけの補助となる
釜だった。10両前後に客車には重連などは不要で
主に貨物運用で使用するための補助動力だった。
なので、ある意味貴重なカットということになる。
今のようにパンタもシングルでないが、やはり
函館方が上がっているのはこの時から普遍です。
縦位置で撮影したのもそのせいかなと、今思うが
確信がもてない。
このときは開業前だったこともあるが、
今は間違いなくこの場所での撮影はまず
無理ではないかと思う。
開業前日のカットである。
1988年3月12日 回9725レ 海峡線 津軽今別~竜飛海底(当時名称)
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