故郷へ帰る

長らく留置されていたＥＦ２００－９０１、生まれ故郷の
日立製作所へ里帰りとなった。
ＥＦ２００は日立製作所が作成した最後の電機機関車であり
これ以降国内向けには製造がされていない。
つまり最後の形式ということになる。
昨年はＥＤ７８１が里帰りしこれで２形式目だ。
名門Ｃ６２３やＥＦ５８６１を生んだ会社ゆえ
今その会社の機関車がないは残念だ。
もう自走でなく牽引での輸送になったが、本線で
見る最後のＥＦ２００－９０１だ。
残念ながらこのカマの稼動をついに捉えることは
できなかった。２０数年前に新鶴見で公開時に撮影
してから、今回の最後の回送まで１度も撮影
することはなかった。
常磐線を北上するのもこのカマには最初で最後
ではないか？落成時以来か？
結構沿線にはそれなりの人がその最後を見送った。
公開イベントなどで美しい姿になったＥＦ２００－９０１
をみたいものだ。

９０９５レ　２０１６年１０月１５日