ED16物語 Vol.3

終点の奥多摩には何本発車線があって、出発待ちのED16が並んでいた。
当時、一番のカットは、深夜工臨があると石灰貨物と合わせて４機のED16が
並びぶという夢のようなシーンがあった。残念ながら情報も足ももたない私は
結局このシーンに立ち会いすることなく終わってしまった。
まだ自動車の運転免許を持たない前の話で、深夜の撮影はなかなか、ガキには
高い壁であった。今更だが、＊＊号機というこだわりはこの機関車には特に
なく、しいて言えばスノープロー装備の１４号機ぐらいだった。1,2,7,15,16号機は
撮影を始めた時点で廃車済。なのでこの５両は未撮影で終わっている。
他の番号は恐らく潰れているはず、、、、
話は戻って、残せたのはこんな３機並びしかなかった。
石灰輸送もなくなって、このヤードも今は線路が撤去され駐車場になっているようである。。
残っているのは、旅客線の２本のみになってしまった。

１９８２年３月２６日　奥多摩駅