2014年は3266件の現場に赴かせていただきました。昨年比７％増でした。ご愛顧をいただいたお客様には感謝の言葉を言い尽くすことができません。本当にありがとうございました。
今年は４月に長男が入社しましたが、１２月をもって飯田さんが退職されることになりました。皆それぞれ夢を実現させるため、一歩ずつ進んでいるのだな、と思いました。
私自身、あと何年リペアマスターを続けるのだろうかと、ふと思いました。私も来年５２才となりますが、未だ、なすべき自分の「シゴト」にたどり着いたとは思えません。
近所の平和公園にある、無数の墓碑。この中でどれだけの方が「生ききった」のだろうか。
数日前、古い友人の奥様が１０年間の闘病生活の末、天に召されていきました。時は止まらず、人生は短い。たとえ人前で誇れるような業績を何も残さなくてもいい、見つかると信じて来年も探り求めよう。私の「シゴト」を。
師走まっただ中と言いましょうか・・・忙しい日々です。
数年ぶりの大雪がまだ残る１２月２０日土曜日。
午後６時、４つ目の現場に向かう途中で。ダッシュボードには開いたスケジュール帳、その左は手つかずの愛妻弁当。インジケーターには「給油して下さい」の文字が。私もお腹すいた―。
現場に着くと、すでに数名が集まってくださっていました。
２０：３０、作業終了。本当にお疲れ様でした。次の日が日曜でよかったー(^.^)。
今年も大きな事故もなくここまで来れました。
・・が、電話・FAX・メール合わせて毎日50件以上の処理をしながら現場+９人分の段取りはさすがにキャパシティオーバーのようで、夜は時々、椅子やソファーで意識を失っています。
今年は時々、段取りミスをしでかしました。お客様の方でも依頼忘れがあったりして、あたふたと対応するようなこともありました。今後お客様にご迷惑をおかけしないように、来年は要改善です。
そして、今年最大の失態は、やはり寝言でお客様と会話してしまったことです。昔から、寝言で会話をするという、変な特技がある私です。4月頃、一週間の仕事を終えた土曜の夜、疲れて仮眠をしていると取引先からの電話があり、会話の途中で意識が戻りました。春眠暁を覚えず。私は春眠会話を覚えず。 (-_-;) 瞬時に脳が活性化して事なきを得ましたが、あってはいけない事態と猛省させられました。
段取り中の森。 顔出しは本来好きではないのですが、これも仕事と割り切っています。
紅葉を見にいこうよう、などと言わずとも、名古屋の平和公園は紅葉真っ盛りです。時は早い。もうすぐ木枯らしの季節。
この仕事を二十年以上やっていますが、出くわすキズは日々新しく、毎日気を抜くことも創意工夫を怠ることもできません。９名のリペアマスターたちのそんな新鮮な経験が日々積み重なって、全体としてのキャパシティが大きくなってきているのを感じます。皆がどんどん上達してきているのです。
こんなフローリングに初めて遭遇しました。樹脂製の石目調。切り損じたものをそのまま貼ってしまったのですね。
同じキズは何一つないから、この仕事は飽きないのです。
