2022年、50代最後の年。
初孫すばる君は3歳になり、昨年は二人目の孫ひなたちゃんが誕生。時はとまらない・・・。
先日、妻が最愛のお母さんを天国に送りました。家族葬がしめやかに行われました。
私自身還暦を来年に控え、人生の第3コーナーに差し掛かっているという実感がひしひしと。
先日ふと目に留まった、私の誕生年(1963年)に製造された、セイコー・ロードマーベル。
子供のころ、母に買ってもらった時計もセイコーでした。以来、腕時計はほぼセイコーばかり使用していました。
このたび、反射的にポチってしまい入手したものの、ゼンマイを巻いてもすぐ止まる・・・
専門の方にお願いしてオーバーホールをしてもらうことに。
このたびの販売前の整備が拙く(注油過多)、ゼンマイが油でくっついてほどけなくなってしまっていたようです。
裏蓋のシリアルNo. 最初の数字「3」が、1963年製造であることを表しています。
今は何でも古くなったら買い替える時代。古いものを直しながら丁寧に使い続ける、そんなアンティーク腕時計の沼にはまってしまいそうな私。
風防(ガラス)は新品に交換していただきました。
来年、この時計と私は、一緒に還暦を迎えることでしょう。
命あるものにはいつか終わりが来ます。形あるものもいつか壊れます。そんな儚い存在だからこそ、人は永遠に変わらないものに憧れるのだと思う、今日この頃です。
お義母さんも天国に召され、神様の永遠に変わらない愛に抱かれているのだな。。。
ところで、今の時代に毎日ぜんまいを巻く手巻き時計?実用的にはナンセンス? でも、アッ〇ルウオッチも毎日充電するので同じだ!・・・などと強引に自分を納得させつつ、また変な沼にハマりかけている今日この頃です。