池で釣りをするとき、お世話になっていたFさん。闘病むなしく、2月に他界されました。
毎年ここの桜が咲くと、決まってこの下で竿を振っていたFさん。
糸がかかるので、あえてこの木の下で釣りをしようとする人はあまりいませんでした。
今年はこの木の下で巧みに竿を操る、Fさんの姿を見ることがないまま、花は散っていきました。
人の命は儚く、人生は短い。お前はそれをどう使うのか?Fさんの桜の木はそう語りかけているようです。
Fさんの使っていた道具を託されました。彼のことを忘れないために置いておこうと思います。
我が家の春花壇は、日に日に華やかさを増してきています。
絶滅危惧種、シコクカッコソウ。
オダマキ。