スタート時 晴れ
気温 6.5℃
湿度 62%
北北西の風 0.8m
カウントダウンが始まり、正午、号砲一発!
と言いたいところですが、上空に舞うヘリの爆音のせいか何も聞こえません。
あれれと思っていたら、集団がズルズルと動き出し、慌てて時計のボタンを押します。
ズルズルと進んでは止まりを繰り返すこと3回ほど。
やっと、スタートラインにたどり着きました。
エプソンのスタートボタンは、適当に押したので、計時上は30数秒のロスとなっていましたが、帰宅後、計算してみると、スタートロスタイムは、1分を超えていたようです。
昨年より持ちタイムは向上したのに、あれっという感じで、別大マラソンでは、珍しくスタートがもたついた印象があります。
考えられる理由は、コース変更効果でエリートランナーの参加が増え、思ったより前に並べなかった?
あるいは、参加者が増えすぎて、スタートブロックの中に詰め込みすぎた結果、走者の前後のスペースが狭くなりすぎた。
経験則からも、前後が詰まり過ぎると、スタート直後、ストップアンドゴーの繰り返しになるのは、マンモス市民マラソンにありがちな話しです。
最後列の方は見えなかったので、なんとも言えませんが、スタートが極めてスムーズだった別大マラソン。是非、来年改善できればいいですね。
何はともあれ、スタートラインを超え、いざ別府市内を目指します。
昨年に比べ出走者が増えたせいか、今ひとつスピードに乗れない中、線路側では路側帯を突き進む者も結構な数。
ギリギリ言えば、違反なんでしょうけど、その分国道のコース上のランナーの数が減っているのも事実ですから、ま、いっかの心境です。
別府市内に入ると、さすが伝統の別大、凄い数の応援です。
ランナーも少しずつバラけ、走り易くなりました。
そうこうしているうちに、反対車線に先導車の登場!
そして、トップ集団が団子になってすれ違いました。いつ見ても、トップ集団のスピードは恐るべし。あっという間に通り過ぎて行きました。
コース変更で延伸された折り返し地点はまだかぁと思ったら、緩やかな橋の上りが出現。
大きく右にカーブした所が、折り返し地点の亀川漁港でした。
当然登り返すことになりますが、まだまだ序盤なのでガシガシ登り、再び別府市内へgo!
別府市内の賑やかな応援に別れを告げると、別府湾の追い風を受けながら、別大国道を南下します。
別大国道名物のバンクは相変わらずですが、日ごろロードオンリーの練習ですから、傾斜もあまり気にならなくなりました。
新しいコースは、スタート地点に戻ると、ほぼ20km地点です。
ここまで、感覚的にはキロ0422のイーブンペース。
一か月前のハーフで0407ペースでフィニッシュしていましたので、決して無理なペースではないはずですが、ハーフとフルは全くの別次元の世界。
どこまでこのペースを維持できるのか、ちょっと不安もあります。
ハーフの通過タイムは、1:33:25。
自己記録更新だけでなく、後半のペースダウンを考慮しても10分切りが少し現実味を帯びてきます。
今回のコース変更、うみたまごに戻ると20kmというのは分かりやすいですね。
あと半分と思うと元気が出ます。
ここまでは、まだ元気だったんですけどね。
別府湾からの心地よい潮風を受けながら、続いて、後半戦に突入です。
そうそう、なぜゼッケンの写真かと申しますと、これまでは綿100%の古式ゆかしきゼッケンで、さすが歴史と伝統の別大だなと思って感慨深く、シャツに取り付けていたのですが、今年のゼッケンはどこの大会でも目にする全天候型のナイロン製のゼッケンになっておりました。
昨年の綿のゼッケンも大事にスクラップしてあるのですが、別大も時代の流れには逆らえないようですね。
一抹の寂しさを感じた出来事でした。
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