定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

金ヶ崎町の伝統的建造物群について

2010年11月13日 | 店長日記
 平成13年、国から金ヶ崎の城跡と武家町のほぼ全域(城内諏訪小路地区)が伝統的建造物群保存地区に選定されました。周囲の環境と一体をなして歴史的風致を形成している伝統的な建造物群で価値の高いものが選定の条件だそうです。岩手に住んでいながら、うかつにもまったく知りませんでした。
 秋のフェアトレード・Dayが開催された大松沢家はこの伝統的建造物群保存地区にあります。大松沢家は建物は昭和初期の建物ですが江戸時代の武家の屋敷(門、塀、庭)のたたずまいが残されています。
 展示会期間中、保存地区を散策しました。2時間あればゆっくり見て回れます。この地域は別の時間が流れているような、心地よさを感じました。


旧大沼家侍住宅/下級武士の住まいが残されているのは全国的に見ても大変珍しいそうです。禄高はわずか6石、俸禄では食べて行けないので屋敷内に畑を持っています。屋敷は1000坪ほど、半分武士、半分農民の生活だったそうです。


旧大沼家/座敷から庭を見る


旧大沼家/天井


伊東家侍住宅/レストランになっていました。


金ヶ崎神社/北上川と宿内川の合流地にある城に隣接している。杉の木が見事


旧坂本家住宅


旧坂本家の座敷/床の間があるこの部屋は殿様が来た時にだけ使う部屋とのこと


旧坂本家の板の間/金ヶ崎の物産が売られていた。見学していたらお茶と庭になっていた柿をもらいました。


旧坂本家の便所/アート作品のようなたたずまい


問合せ先  白糸まちなみ交流館
      〒029-4503 岩手県金ヶ崎町西根裏小路2-12
      電話 0197-41-2355









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