定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

2006年ピースボート世界一周の旅48/アラスカ・フィヨルド2

2008年09月13日 | 思い出の旅行
2)フーバード氷河
 今日は曇っているが青空も見える穏やかな日だ。
 7月2日7時30分、トパーズ号はヤクタット湾に入る。氷河にU字形にえぐられた山麓の奥には万年雪に覆われた厳しい表情の山々が見える。氷河跡には残雪や緑が見える。岸辺では緑の樹木と緑青色の海とのコントラストが、山麓では灌木や草地の緑と白い雪とのコントラストが美しい。
 ねっとりとした緑青色の海が岸辺の風景を映し出し、ちょっとした光の変化やトパーズ号がおこした波がその風景に変化を与えている。のんびり船上から陸や海の景色を楽しむ、船旅ならではの醍醐味である。
 フィヨルドの奥には更に厳しい風景が広がっている。火砕流が周囲にあるものを飲み込みながら流れ出しているように巨大な氷の塊が周囲の土砂を飲み込みながら押し寄せているように見える。
 奥に入るにつれ流れてくる氷の量が増えてくる。海に押し出された氷河が崩壊しくだけて流れてきたものだ。氷河の動きは人間の目にはゆっくり過ぎて見ることはできないが氷河の崩壊でそのことを実感することができる。
 フーバード氷河はまだ先だがトパーズ号は近づくける限界と判断し、ゆっくり旋回し引き返す。


        不思議な形の雲



          記念撮影



       船影を映す海の風景


         デッキの様子



       フーバード氷河の遠景



        フーバード氷河




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