去年の夏に、姪っ子が金魚すくいをしたのですが、その時にゲットした金魚を飼うために、睡蓮鉢を買いました。ちなみに俺はゲットという言葉があまり好きではありませんが、姪っ子は金魚をすくえずおまけで貰った金魚なので、文字通りのゲットでしたw
さて最初は調子よく「ビオトープ目指すか」などと思っていましたが(笑)、結局砂利を敷いて金魚藻を入れて放置。金魚は死んで金魚藻も枯れ、追加投入したメダカも全滅。
らちが明かないので、武庫川で小さな魚を15匹位捕獲してきて投入。順調に育つも、飛び出しや雨による増水で流されたりと減少を続け、先月の段階で2匹になっておりました。
まあこれくらいが自然な生態密度なのかなぁ、と思っていたわけですよ。水だって、水位が半減した時に足し水するくらいで、ほとんど雨水で補ってましたからね。水替えなんてやってませんでしたし。硝酸化・脱窒サイクルが上手いこと回ってたんでしょうなぁ。餌もほとんどやらなかったけど、川の水に入っていたプランクトンかなにかが繁殖してたんでしょうね。
とまあ放ったらかしの鉢だったのですが、先月から、1匹がもう1匹をやたら追いかけまわしていたので、産卵でもするのかなぁと期待していたら、うち1匹が飛び出して死亡。
今月になって、水面に蚊の死骸が大量に浮いていたので、ボウフラが繁殖したことだけはわかった(笑)。多分一斉に羽化した時に大雨が降って飛び立てなかったんでしょう。
まあ言いたいことは、こんな小さな水環境でも、自然の営みがあるってことですな。
しかしあまりにも殺風景なので、水質浄化を兼ねてこないだホテイアオイを1株だけ浮かせたんですよ。やっぱり緑があるのとないのでは全然違う。
で、今日ひさしぶりに鉢を覗くと、なにか動くものが。小さいのでボウフラかなぁと思ってよく見たら、魚でした。1cmに満たないやつが2匹。知らない間に生まれてたみたい。
小さすぎて写真が取れなかったんだけど、嬉しかったですね。
しかしアレだな、今年の夏はリセットして、土を入れ替えてスイレンを植えて金魚も飼育しようと思ってただけに、予定が狂ったな。あんな小さな魚がいるのに金魚入れたら食われてしまいますからね(苦笑)
まあ無事に生きながらえてくれたらいいな、と思います。