エサにもいろいろあって

冷凍アカムシ。熱帯魚の万能エサ。釣りエサで例えたらアオイソメみたいなもんか。

言うなれば板チョコみたいなもんです。ただしカカオも砂糖も使ってなくて、アカムシ100％ってところが最大の違い。アカムシというのはユスリカの幼虫で、その名の通り赤いです。冷凍アカムシはいろいろな商品が出ていますが、俺が使っているのは一番安いやつで、50ブロックが1枚になっています。これ1枚でアカムシちゃんが何千匹か何万匹か使われています。

生きているうちで一生手にすることもなく、その存在すら知らないようなモノってのはたくさんあると思うけど、冷凍アカムシも熱帯魚を飼っている人以外にとってはそれに該当するブツですね。

本当は生きているものがいいんだけど、管理に困ります。またアカゴ（イトミミズ）などは生きたものが熱帯魚屋でも売っていますが、すぐに水が臭くなってこれまた管理に困ります。結局冷凍モノとドライフードに落ち着くんです。大型魚を飼育している人はメダカとか金魚とかカエルとかを大量購入してエサ用の水槽なんかあるんですよね。趣味とはいえ一苦労しますな。

考えてみれば金魚でも和金って可哀想。最近は金魚すくいか他の魚のエサ用くらいでしか見ない。でも金魚すくいでつかまえた金魚からスタートして金魚や熱帯魚飼育の道に進む人も多いらしいですね。しかし金魚→ネオンテトラ→エンゼルフィッシュ→ディスカス→アロワナなんて具合にステップアップして、結局アロワナのエサに金魚、なんてのもちょっと皮肉っぽくてなんともアレですね。

金魚もランチュウとかになると、これはもうマニアにしかわからない美しさの基準があるようで・・・俺なんかが見たらどれも頭に肉瘤こさえたキモイ魚にしか見えません。だいたい金魚ってウロコがでかいから苦手。