大川隆法幸福の科学グループ総裁
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私の職業は、看護師です。
私は十代後半には、神とか死後の世界は、なんとなく信じておりました。
しかし若い頃の私は、「努力以上に幸せになろうと思うのは欲だ」と思っていたところがあって、宗教そのものには冷えた感情を抱いていました。
ただ、「現代における世界の戦争の要因が宗教」ということを20歳のころ知って、「戦争をなくしていくためには、宗教問題の解決が不可欠だ。」と、病院に務めながら、同時に看護学校に通いつつ、「とりあえず聖書を読まないと、世界のことは分からない。」と、猛然と聖書を読み始めたことを、今でも鮮明に覚えています。
そして看護師として、プロの医療者として、人様の命に触れる職業でありました。
看護師という職業柄、命というものに、真摯にならざるを得ませんでした。
とは申しましても現実的には、どっぷりと人様の生き死にに関わりすぎておりまして、悲しいかな、20代前半においての私は、人様の死ということに、すでに不感症の域にまで達していたと反省しました。
ただ、23歳の時に、初めて肉親を病気で亡くすという経験をいたしまして、「これではいけない。」「今のままでは、看護師として恥ずかしい。」と、初めて死生観を持つ必要性を感じた次第です。
その時に亡くなったのが、当時45歳だった、若い叔父であったことも、当時の私に、少なからずショックを与えたものと推測いたします。
それまでの、ある意味での表面的な宗教学的なアプローチから、本質的な宗教的関心、菩提心を持つことができたのは、大好きだった叔父の、若すぎる死がきっかけだったのです。
命を賭して、私の眠れる菩提心を目覚めさせてくださった叔父には、今も感謝しております。
そして、「命とは何ぞや」というテーマでの、また新たな試みが始まったのですけど、ここで私は驚愕してしまいました。
なぜならば、「なぜ、生きるのか。」という根本的な問いかけに、どの書籍を読んでも、答えにたどり着けなかったからです。
「どう生きたら良いのか?」という書物は、無限にありました。
それはそれで、とても参考になりました。
しかし肝心要の、「なぜ生きているのか」という問いかけには、どこのどなた様も、答えてはいないのです。
幸福の科学的に言えば、『人生の目的と使命』ですね。
この答えは、巷には、どこにも見当たらないのです。
あったかも知れませんが、当時の私には見つけることは出来ませんでした。
丹波哲郎さんなどの、霊界についての本も読み漁りました。
人間が霊であり、転生輪廻をして、修業していることも理解できました。
では、なぜ修行しているのか?
これがわからないんですよ。
いつまでたっても、「なぜ?」には、誰も答えてくれないんです。
しかし、これまたあっさりと(笑)、大川隆法総裁先生は、お答え下さっているのですね。
そうです。
人生の目的は、『魂修行』であって、
人生の使命は、『地上のユートピアの建設』ですね。
そして最終的には、元なる仏と一体になることです。
そのような、魂の里帰り運動が、永遠の人生なんです。
そして、その過程における経験と、有した個性を、神仏は、こよなく愛していらっしゃるんです。
ですから、人生の目的と使命を提示するだけで、本当は凄いことなんです。
世の中に、それを提示できる人は、他にはいませんから。
もう本当は、これだけで良いんです。
しかし、その問いに答えるだけでなく、それを実証する形で、大川隆法総裁先生は御努力なさっているんですね。
圧倒的な書籍群を、ご自身で発行することによって。
またできれば、世界から宗教戦争をなくしていく方法論や、その背景にある、地球的正義を提示していただきたいのです。
ですから、つまらぬマスコミなどの、揚げ足取りチックな批判など、本当はどうでも良いと思うのです。
「ああ、この世的な些細なことで、本当にお暇なんですねぇ。」(笑)
「その程度で、批判になっていると、まさか思っていないでしょうねぇ?」
と、私は思っています。
なぜなら、幸福の科学は、世界で唯一、人生の目的と使命を、確固たる理論的・実証的確証を持って提示できる、人類史上においても稀有なる団体であるからなんです。
ですから、本気で幸福の科学を批判しようと思うならば、「人生の目的と使命が、魂修行とユートピア建設ではない。」ということを、証明しないといけないんです。
それ以外なら、些細なことですし、時間の無駄だと思うのですよ。
たとえばある人が、心臓がときどき不整脈とかで、その方にとって理想的でない動きをしたからと言って、「こんな心臓なんていらない。」などと言い出したらどうしますか?
「あなた、死にますけれども。」という他はありませんよね。(大笑)
「世界の宗教問題解決のための幸福の科学」という概念もオリジナリティがありますが、「人生の目的と使命を提示する宗教」ということでも、同じことが言えると思うのです。
幸福の科学不要論は、「人生に目的も使命もない」と、同じ理屈なわけです。
なぜならば幸福の科学は、人生の目的と使命を唯一掲げ、それを証明しようとしているからです。
そして世界で唯一というのは、現代に限ったことではありません。
過去にも、仏陀やイエス・キリストは提示していたかも知れませんが、残念ながら記録に残っていません。
この、人生の目的と使命を、堂々と提示し続けられるお方、幸福の科学大川隆法総裁こそ、まさしく人類の師(仏陀)であるのです。
つまり、現在に記録に残る形で、どこのどなたも、『人生の目的と使命』という、人間にとっての根源的なテーマは、語ることは出来ていないからです。
だから私は、幸福の科学信徒になりましたし、今後も信徒であり続けさせていただきたいと、心から願う次第です。
本日は経典『太陽の法』(大川隆法著 幸福の科学出版)より、心と魂と霊について、大川隆法幸福の科学グループ総裁が書き下ろした一節をご紹介いたします。
それでは、またのお越しを。
(ばく)
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心とは、魂のなかの中核部分だといえます。人間の身体の中心に心臓があるように、魂という人体に相当する霊のなかには、心という中心部分があるのです。心は、頭のなかにあるのでもなければ、大脳のヒダや脳細胞のなかにあるわけでもありません。
その証拠に、人間が死んで、あの世に還っても、生きていたときの記憶は、少しも失われません。肉体が滅失したら、大脳の組織も当然この地上から姿を消し、焼かれて、大気中の二酸化炭素かなにかになってしまうはずです。しかし、大脳が失われても、魂は考えることができるし、感じることも、記憶することもできるのです。
つまり、脳というところは、さまざまの情報をファイルしてある整理棚であり、情報コントロール室だということができます。ですから、情報コントロール室である脳が損傷を受けると、人間は合理的な判断、行動ができなくなります。なぜならば、肉体組織の指揮命令系統が混乱におちいるからです。
たとえば、脳の外傷によって精神病になった方がいるとしましょう。その方の身内は、もう本人にはなにをいってもわからないと考えているかもしれません。
しかし、実は、ちがうのです。
精神を病んだとはいえ、その方には、家人がいっていることがわかるのです。つまり、心によって、魂の中心部分を通して、すべて理解しているのです。ただ、理解しているということを表現できなくて、暴れているにすぎません。
ですから、生きていたときに、身体的な不全によって精神病者となっていても、死んであの世に還れば、健全な人間同様の思考活動をしております。
心が脳にないとして、では、心は心臓にあるのでしょうか。魂が心を認識するとき、心臓は、確かに位置的感覚としては心に近い部位にあります。しかし本来、心臓とは、体内の血液の循環をつかさどる器官であり、心そのものではありません。
ただ、昔からよくいわれているように、心が動揺すると心臓が早鐘のように打ちはじめたり、悲嘆にくれると心臓が圧迫され、胸が苦しくなったり、あるいは、あまりの恐怖に心臓が凍りつくようになったりすることがあります。また、うれしいときに体が熱くなったり、悲しいときに、涙がこみあげてくるのも、心臓のあたりからです。
こうしてみると、心臓は、心そのものではありませんが、心と密接な関係にある、霊的に影響を受けやすい身体の器官だということができます。ですから、もし、魂を人体様の形状をとっているものだと想像するならば、心の部位は、やはり胸のあたりに中心があり、ここで主として、意志、感情、本能の各領域をつかさどっています。
そして、心の出先機関である脳の部位にある魂のもうひとつの中枢を通して主として知性・理性が、魂全体に指揮命令をくだしているのです。
さらに悟性が、下腹部、心臓、脳を貫いて、霊天上界の魂の兄弟と直結しています。
霊とは、もともとは、形なきエネルギー体なのですが、人体に宿ることによって、魂という人体状の想念体をつくり、その中心に「心」をすえて、人生修行を行なっているのです。
『太陽の法』(大川隆法著 幸福の科学出版)P100~104
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