幸福の科学月刊誌オープニングメッセージ 大川隆法・心の指針171
鎌倉時代には、
単純化された仏教がはやった。
ただ「坐る」とか、
ただ「南無阿弥陀仏」を称えるとか、
ただ「南無妙法蓮華経」を称えるとかだ。
まるで、
会席料理を食べる前の、
お品書きを読んでいるかのようだ。
料理は味わってみないと、
本当のところはわからない。
悟りも、
入口もさまざまなら、
味わい方も人ごとに違う。
昔の中国では、
教えを、
鳥をつかまえるための網の目に
たとえた僧侶もいた。
鳥をつかまえる網の目は一つだが、
一つの目しか持っていない網では、
鳥をつかまえることができない。
つまり人の心の動きは様々なので、
どんな心の問題にも対応できるように、
教えの網の目を広く張りめぐらされなければならない、
と、救済の意志の多様化、
具体化の必要性を示したのだ。
これは天台大師智顗の、
「摩訶止観」に説かれているたとえだ。
私の教えが増え続ける理由を、
千五百年前に気づいている人がいた。
少しだけ、うれしくもなる。
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『中国発・新型コロナウィルス感染 霊査』 大川隆法著 幸福の科学出版
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