ときめき山歩き:出逢いの記

山の中を歩いていると時として心に残る嬉しい出逢いが有ります。草花や木々や空・・共感して戴ける方に見て貰えたら幸いです。

25年度:第4回森の案内人養成講習会

2013年07月15日 | 森の案内人関係

 

「昆虫から見る地球環境問題」 「自然の中の危険な生き物たち」 についての講義と、野外での自然観察をしました。

講師  福田 治 さん  (日本鱗翅学会九州支部  自然保護委員長)

 

   < 印象に残った講義 >

※ネオニコチノイド系農薬と蜂の大量死。       

※温暖化の影響 

       ●南方系種の北上~ 分布が拡大している(チョウの話)

       ●脊振山系のブナ林では実生が成長しない。。。。次世代のブナが育っていない。

       ●植物では春の現象が早まり・・秋の現象が遅れる傾向にある。

 ※ 54種が紹介されている、福田さんオリジナルの「里山の危険な生き物」図鑑」 での講義。

                     どうして危険なのか! 注意点も学べました。 (覚えたかな!?)

 

< 学習の森へ > 

       今の時期にはどんな虫たちがいるのでしょうか。。。

 

葉っぱに隠れている10㎝はありそうな毛虫。。。クヌギカレハ という蛾の幼虫  蛾は枯葉色で地味系

刺激を受けると~背を折り曲げて・・・黒い毒針毛を突き出すそうです~面白いですね~触ると危険!     

 

アゲハモドキ~幼虫は真っ白です   ミツクリハバチの幼虫とも似てますよ~

    ミズキ科の葉っぱが好みだそうです

捕食されまいと・・毒を持つジャコウアゲハに擬態している美しい成虫の蛾~興味のある方は調べてね~

 

ミヤマフキバッタ    フキバッタの仲間は山地に住み、翅が退化して飛ぶことが出来ないそうです~

 

     アカタテハ      6月にはミドリヒョウモンがとまっていたオカトラノオ  蝶が好む花だそうです

          

 

キイロホツガガンボ    私のイメージは・・色付きジャンボ蚊

                                他にもたくさんの虫たちを観察しましたが一部を貼りました

 

 講習会終了の後で。。植物観察へ行きました。    

今回、蕾(左端)が可愛いことを発見!   オオカモメズル の花

 

 

花の形から ニガクサ かな?  花色が白に近いのですが・・・

 

         タシロラン(田代蘭~発見者のお名前より) : 腐生植物

         最上部の花が横にピンとして元気そうですね~あとは下に垂れておりまする・・

         開花は2日間のみだそうでして。。。ランの形の花を見れるのは幸運な人でしょう!

         

       

       植物の分類は○○科○○属なのですが・・動物は○○目○○科なのですね~

      イノシシはウシ目だったり~クモ目~チョウ目~ダニ目~コウチュウ目~カメ目・・・etc

      博識でありながら・・とてもチャーミングに、年を重ねていらっしゃる先生・・(失礼!)

                              興味深いお話をたくさん、有難うございました。

 

                                                           see  you  later

           

     

     

     

     

         


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