VRMNXレイアウト作成入門【第三章】レイアウト作成(基幹部分)「第7回 レール高度変更」
それでは立体交差部分を作っていきます。線路は敷設完了しているのでこれを持ち上げてやるだけです。
まず全部品を選択して高度固定設定をします。
いままでは高度(Y座標)が設定されていなかったので地面の高度0になっていました(今回スターターキットには鉄橋部品がないので関係ないのですが配置時に高さ0ではない部品というものも存在しますので注意しましょう)。ここからは全部品にY座標が設定されますので注意してください。新規に部品を配置したらそれらもなるべく高度固定をしておきましょう。ツール[ツールオプション]-[ジオメトリ]の高度数値入力にチェックが入った状態にします。
立体交差にするためには線路を55mmまで上昇させる必要があります。最初と最後をなだらかな傾斜にした方がかっこ良いので、①0-2.5、②2.5-5、③5-10、④10-15,⑤15-20、⑥20-25、⑦25-30、⑧30-35、⑨35-40、⑩40-45、⑪45-50、⑫50-52.5、⑬52.5-55の13スパン×15度=195度分必要となります。それを踏まえて55mm上昇させるところを選択します。ホームと編成のレイヤーはロックしておきましょう。
これをまた数値移動させます。垂直に55mmです。
保存してからビューワーで確認します。ちゃんといけてますね。
よく見ると段差がある部分はこのように赤い×がつきますので覚えておいてください。
それでは傾斜をつけていきましょう。まず対象となるレールを選択し高度を外します。クリックして少し動かしてやると自動的に接続され55~0の傾斜になります。
そうしたら再び高度にチェックを入れて0の部分に52.5を入力します。
これで1つのレールが出来ました。あとはこれの繰り返しです。力技です(^_^;) コツコツいきましょう。といっても10分ぐらいで終わると思います。傾斜をつけるレールを先に全部まとめて[高度固定解除]してやると少しはラクになるかもしれません。
全部出来たら今回は終了です。次回はこの線路に高架橋と橋脚を配置します(^^)/ え?順序が逆?いや高架橋と橋脚なんてあんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ(^^)
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