まだ発売から1ヵ月も経っていませんが「鉄道模型シミュレーターNX」ユーザーから見て「鉄道模型レイアウターNXF2023」が何をもたらしたかを書いてみようと思います。
1)ドタバタ
「鉄道模型シミュレーターNX」ユーザーからするとよくあることなのですが、初めて「鉄道模型レイアウターNXF2023」でアイマジックと関わったユーザーにしてみればインストールやアップデートでいきなりトラブルが発生したことには大いに不満が出たことでしょう。これは印象が良くない訳ですが、アイマジックはトラブル発生率は1%前後と発表しています。だとすれば仕方のない範囲かな?とも思いますが、ビルド410では「VRMONLINE-NX」もトラブルに巻き込まれてしまいました(^_^;)
2)面白さ
線路を自由に敷くことの楽しさ、それを3Dビューワーで見ることの楽しさは多くの人に伝わったのではないでしょうか。色が着いてないのは残念なところですが、自分が作ったレイアウトを3Dで見れるのは嬉しいものです。これでその楽しさに嵌ってくれて「鉄道模型シミュレーターNX」スターターキットも試してもらえれば嬉しいですね。
3)可能性
「鉄道模型レイアウターNXF2023」は使用目的が自分が作りたいレイアウトを設計するということになるので、出来上がったレイアウトを皆で共有しようという概念があまりないように思えます。「鉄道模型シミュレーターNX」ではユーザー間で同一の部品環境が整わないのでなかなか困難なのですが、「鉄道模型レイアウターNXF2023」では部品環境が統一されているのでそれが可能なんですがねぇ。現状ではコミュニケーションツールとしては機能していないのですが暫く経ってレイアウトデータが多数出来上がってくれば公開してくれるユーザーも出てくるかもしれないので可能性はまだあるでしょう。
ということで、まだ判断するには時期尚早という気もしますが、「鉄道模型レイアウターNXF2023」ユーザーは予想通り多そうで、まぁまぁの立ち上がりではないでしょうか。アイマジックが「鉄道模型レイアウターNXF2023」を開発している期間中は「鉄道模型シミュレーターNX」は停滞してましたので、それを取り戻すべく「鉄道模型レイアウターNXF2023」ユーザーには活発に行動してもらいたいと思いますね。