らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

834.BABY'S IN BLACK

2008-02-17 | 12.THE BEATLES
【1966年の全米ツアーより】

 ‘Baby's In Black ’。“BEATLES FOR SALE”に収録され、1965年
から1966年のツアーで演奏されていました。この曲、一曲をとおして
ジョンとポールがヴォーカルを分け合う数少ない曲のひとつなのです。

 1本のマイクに顔を寄せ合い熱唱するジョンとポールの姿は、この
曲のライヴにおける魅力です。そのシルエットは、「これしかない」
絶品ものでしょう。なぜ絵になるのでしょうか。

 それは、「シンメトリック」だと思います。1本のマイクを中心に
左利きのポールのベースのネックが客席から見て左方向に、右利きの
ジョンのギターのネックが同じく右方向に美しく伸びているのです。

 同じシルエットは‘Ticket To Ride’でも見られますが、一貫した
ハーモニーの美しさという点で‘Baby's In Black ’に対して1票を
入れてしまうのです。

 CDを聴きながら、ジョンとポールの2声に、畏れ多くもわたしは
低音部をプラスし「共演」しますが、この曲は2声のハーモニーだけ
で十分。普通は2声より3声のほうが、重厚感が出てくるものですが
この曲は「いたずらに音を厚くしても意味がない」ことを十分に証明
してくれるのです。

※余談

 途中“Oh, What can I Do ’の“Do”箇所で、ジョンの「E」音と
 ポールの「A」音のハーモニーになりますが、ジョンの「E」音が
 フラット気味になるのはご愛嬌ですね。でもこれがハマってしまう
 から不思議!



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2 Comments

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一本でもすごい! (らば~そうる)
2008-02-19 00:24:25
to:minoさん

‘This Boy’!
そうでした。この曲を忘れてはいけませんね。
それで思い出したのですが
‘Yes It Is’のライヴ・パフォーマンスを
一度でよいから観てみたかったです。
もちろん、一本のマイクで・・・♪
返信する
絵になりますねぇ (mino)
2008-02-18 03:17:05
ライブパフォーマンスでは”IF I FELL”も好きですね。レコードではステレオヴァージョンにモノのジョンの出だしのソロを取り替えて聞いたりしてました。ハリウッドボール64のライブの出来が良かったレコード化されてたかもしてませんね。そういえば‘Baby's In Black ’もレコード化の時外されてましたっけ。まぁこちらはアンソロでステレオで聞けますけど。。。

後、3コーラスだけど"This Boy"も好きだなぁ。女の子じゃなくてもしびれる。。。
彼らは一つのマイクで歌う事が好きだったみたいですね。
返信する

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