時々私のブログに登場する「四間道」
名古屋市西区那古野・・・堀川の西側を、南北に通る風情のある道なのですが
ここ数年、その周辺で、飲食店の出店が相次いでいます。
江戸時代から残る土蔵や、格子戸の町屋を生かした
和モダンな雰囲気のいい店が多く、雑誌にも特集が組まれるほど。。。
飲食店はたくさんありますが、その中で「私好みの店」を数店舗紹介しますね。
< オルモ > イタリアン
2014年11月オープン。
四間道らしく古民家を改装した店舗。
温かみのあるスッキリした内装。
席数が少ないのですぐ一杯になってしまいます。
この日も予約のお客さんで満席で
飛び込みのお客さんはすべてお断りされていました。
ランチはコースのみで1680円(税別)
これに300円プラスでデザートが付きます。
パスタが3種類からチョイス。
夜のコースは4800円から。アラカルトもあり。
何を食べても美味しくて大満足でした!
ここだけの話・・・ここのすぐ近くにある同じイタリアンの「ecco」より
コスパも味も、断然上!笑
女性のスタッフさんの応対がとても良く
お店の好感度を上げてます。
2016年4月に夜のコースをいただきました。
もうあまりにも量が多くてびっくり!
とても食べきれません。
これで4800円とは・・・驚きのコスパです。
前菜とスープの後に2種類のパスタが出てきて
もうその時点でお腹が膨れてきて
メインのお肉料理の時にははち切れそうで
胃が受け付けず・・・苦笑
このデザートの後、珈琲と小菓子まで付きます。
ここで夜のコースを召しあがる時は昼食抜きで行ってね・笑い
< pas a pas > カフェ
ここも以前は古い長屋だったのですが
こんなオシャレなカフェに変身してました。
雑誌で見て来たっぽい若い女の子のグループに混じって
フツーに近所のおばさんもいたりして、下町のカフェ~って感じです。
でもやっぱり四間道のカフェのお勧めは「サラ」ですね。
ここだけの話・・・
もう少しサラのママさんの愛想が良ければ言うこと無しなのに・苦笑
< カフェ SaRa >
四間道の人気のカフェ SaRa
週末はお待ちのお客さんが並ぶほどの人気店。
店主が1人でやられているので席が空いていても待たされる事が多いです。
ここのモーニングサービスはボリューム満点!!
ジャムも手作りで、玉子サラダもとっても美味しい!
午後は珈琲を注文するとケーキが3種類も付いてきます。
これで珈琲代400円のみ。
スイーツメニューもたくさんありすべて手作り。
何を食べても美味しいです。
1つ難点があるとしたら、店主の不愛想さ・・・苦笑
常連さんとはにこやかに話されているので
一般のお客さんにもあんな風に応対してくれたらいいのに~といつも思います。
< 懐韻(なつね) > 和食
今年の春にオープン。
「満愛貴」のすぐ隣り。女性の板長さん。
以前は「懐石風出張料理 池田」をされてたそうで
この場所に念願のお店をオープンされたとか。
昼膳2000円 ・ 夜膳4300円と6500円。
和食屋というと「男性の板さん」というイメージですが
ここはスタッフ全員が女性です。
蔵をリノベーションした店内。
まさに私の「ドツボニハマッタ」しつらい。
ワイワイというより、少人数でしっとり 向き。
テーブル席、カウンター席、 個室もあります。
この蔵の個室の雰囲気、素敵でしたよ~~☆ ↓
お味はもちろん美味しいのですが、色合いとか装飾とか・・・見た目の華やかさに欠ける感じ。
味や内容でいえば、次に紹介する「みつ林」さんの方が上ですね。
でも店内の雰囲気は、こちらの方が女性好みで素敵でした。
↑上は夜の八寸 ↓下はランチの八寸
ランチは下の八寸に、ごま豆腐、焼き魚、季節のご飯、お味噌汁、デザートで
2200円・・・とてもお勧めです。
< みつ林 > 和食
四間道から1本中に入った小路に、2015年の夏5つのテナントの入った建物がオープン。
この辺りで、こんな複数店舗が入った大き目の建物は初めてだと思います。
建築中、何ができるのかなぁ~~とすっごく楽しみにしていたら
イタリアン・和食・鉄板焼き・天ぷら・バーの5店舗が入りました。
応募者が多くかなりの競争率だったとか。
(名古屋駅が近い割には家賃が手頃だから・・・だそうです)
まだオープン直後に行ったので、通路にお祝いの胡蝶蘭のお花がズラリ~
その中の1軒、一番奥にある 和食の「みつ林」
京都の老舗旅館「柊屋」や祇園で12年間修業された名古屋出身の大将。
奥様は京都の方なのでまだ京都弁が残り初々しい接客。
まだ少し手際が悪そうですが、これから慣れるにつれ、段々改善されていくかと。。。
昼は1800円・2800円
夜は5000円・7000円・10000円
出汁の材料はすべて京都から取り寄せているとか。
上の写真は2015年オープン当初。
下の写真は2016年、1年振りの再訪です。
少し内容が落ちたかな・・・という印象。
< ecco > イタリアン
上の5店舗の中の1つ、一番入口にある店イタリアンの「ecco」
ヒルトン名古屋の地下にある大人気のイタリアン「イザーレシュウ」の3号店。
2号店は東京のソラマチ。
「イザーレシュウ」より、少しカジュアルな感じの店内。
夜の営業のみで、5000円のコースだけ。
アラカルトもあります。
白いのはフォアグラを薄くスライスしたものです。
独特の食感で新鮮でした!
ワインと一緒に1品ずつツマミ感覚でいただく・・・そんな内容なので
がっつり食べたい人には少し物足りないかも。
イザーレシュウの「3800円のランチコース」のコスパが余りにも良すぎるので
これで5000円+席料500円 は、少々不満が残りました。
今、私の一番お気に入りの「イザーレシュウ」
今度またブログで紹介しますね!
< バー ねじ錐 >
2階には雰囲気の良さそうなバーもあります。
残り3店舗・・・いつか制覇したいです。
< ホンボウ >
上の「みつ林」「ecco」のすぐお向かいにあるフードカフェ。
ここのランチ・・・野菜や魚などを使った体の優しい家庭料理で
毎日おかずが違うのですが、何を食べてもとっても美味しいです。
洋風の揚げ物メインのカフェランチより、ここは野菜中心でお勧めです。
790円 日替わりです。 夜はバーになります。
< 四間道レストラン MATSUURA > フレンチ
正真正銘「四間道」沿いの建つフレンチの店。
看板が小さいので通り過ぎないでね。
やはりここも蔵を改装した店舗。
ランチ 2800円・3800円・6000円(+5%サービス料)
ディナー 6000円・8000円・12000円(+10%サービス料)
12月のランチはもう全日満席ですって!
もう少し高級感のある店内だと思っていたら、そうでもなく
カフェにでもいる様なリラックスした気分でありながら
フレンチの形式美も忘れない、かしこまらず優雅に過ごせる隠れ家的なお店でした。
ここの売りは「テリーヌ」
色とりどりの野菜で、目でも舌でも楽しめます。
フレンチですがくどさは全くなく、どれも美味しくハズレはありません。
ちょっとお財布に余裕のある時のランチにお勧めです。
< 日仏食堂 en > フレンチ
四間道筋より1本奥に入った住宅街の中にあるフランス家庭料理の店。
場所が少し分かりにくいですが、フランス国旗が目印。
「レストラン」ではなく「食堂」という名前がぴったり!
「en」という名前は、近くにある「円頓寺」の「円」と
お客様との「縁」を大切したい・・・そんな想いから付けたそうです。
ランチは2000円
ディナーは4000円~
昭和の家屋を改装した店内。
普段着で気軽に立ち寄れる、お箸でいただくカジュアルフレンチです。
2016年4月、久しぶりの再訪。
6人で大皿で取り分けるコースをチョイス。
切り方が大きく、味も大味。食べているとだんだん飽きてきます。
ボリュームはもっと抑えめでいいので、もう少し繊細な料理が食べたいです。
< 満愛貴 > 和食
ここは以前ブログでも紹介しましたが、創作和食懐石「満愛貴」まあき。
愛知県佐久島で1日1組限定のお店が、2012年12月に四間道に移転。
昼5000円
夜10000円
昔は予約が取れないお店だったそうですが最近は空いてる感じ。
かなりインパクトがあるので初めて行った時は感動するけど
1度でいいかな・・・と思うのかもしれないですね。
創作料理って・・・なかなか難しいですね。
< 圓谷 > まるたに
ここも以前ブログで紹介しました。
「空」で有名な関谷酒造の経営する居酒屋。
四間道より1本東の道沿いにあります。
日本酒好きにはたまらないお店。
まだまだ四間道には「カフェ」とか「バー」とか「ケーキ屋さん」とか「蕎麦店」とか
雰囲気の良いお店がたくさんあります。
名古屋駅からユニモール地下街を抜けると歩いても近いので
一度散策されてはいかがでしょうか。
ただ日曜休みのお店が意外に多いので、行く前にHPを確認されて下さいね。