「そこは流麗な富士を仰ぎ見る特別席。
全室スーパースイートの優雅な時間が始まる」
いかにもエクシブらしい
そんなキャッチコピーに釣られ
予約したサンクチュアリビラでしたが・・・・
さてお部屋はどうだったでしょう。
こんなゴ~~ジャスな通路を進むと
客室棟になります。
客室は3タイプ。
S1タイプは定員2名。105㎡ (1室 25600円)
S2タイプは定員4名。127㎡ (1室 29400円)
S3タイプは定員5名。127㎡(1室 29400円)
28室しかありませんが1室が広いので
客室までの廊下がずいぶん長く感じました。
私達は5人だったのでS3タイプ。
税込で32000円弱なので
5人で泊まると1人6400円。
ドアを開けると、真正面に大きな窓!
まさに・・・富士山を見るために置かれた
イスとスペースね。
広いリビングルーム。
リビングの左奥に和室。
右奥にはベットルーム。
その隣りに洗面所。
洗面所に続く、広~いお風呂。
絵葉書を切り取ったような富士山が
真正面に見えます。
このお風呂はサンクチュアリビラの
一番のウリでしょう!
私の場合、大浴場があると
あまり部屋のお風呂は使わない事が多いのですが
エクシブ山中湖は、大浴場(露天風呂のみ)に
洗い場がないので
絶対お部屋のお風呂を使うことになります。
なので客室のお風呂を
重視したのかもしれないですね。
広いベランダ。
サンクチュアリビラは全室から富士山が見えますが
本館からは見える部屋と見えない部屋があるんだとか。
なので常連さんのサイトを見ると
エクシブ山中湖に泊まる時は
〇階の〇〇号室は避けましょう的な
アドバイスが書いてあったりします。
そう思うと、やはり全室富士山ビューの
SSグレードは別格なのね。
エクシブ山中湖の大浴場は
「温泉露天風呂」という名前で
サンクチュアリビラの付帯施設という位置付け。
なのでサンクチュアリビラの人は無料ですが
本館利用者は、その都度690円を払って
利用する事になります。
露天風呂の受付。
ここは予約制で、毎時0分スタートで1時間単位。
予約制というのがちょっと面倒でした。
やっぱり入りたいと思った時に
入りたいですもんね。
受付で鍵を渡されます。
その鍵を使わないと扉が開けられません。
私、予約制だと聞いたので
家族単位だけの貸切なのかと思っていて
なかなか自分達の入りたい時間に
空きがないのでは・・・と心配していたのですが
そうではなくて、露天風呂施設が狭いので
一度に大勢が入れない為に
その時間帯に予約ができる人数が
制限されている・・・というシステムでした。
日曜日でしたが、とても空いていて
誰にも会わず。
週末は知りませんが
平日なら多分ほとんどの時間帯が
予約可能なのでは?
脱衣場は全く囲いがなく
外に居るのと同じ。
冬は着替えるのが寒いでしょうねぇ・・・
露天風呂が1つあるだけで
とってもこじんまり。
富士山も見えません。
受付の方にお聞きした話では
温泉の湯量が少ない為に
大きな大浴場が作れなかったんだとか。
洗い場もないので、ただ浸かるだけ。
シャンプー類も、コスメ類も
一切置いてありません。
大浴場のないエクシブは全国で2つだけ。
この山中湖ともう1つ・・・
(聞いたけど忘れてしまった)
なのでエクシブ山中湖に大浴場が出来ると聞いて
山中湖のスタッフさん達は喜ばれたそうですが
結果・・・湯量が少なく
こんな小さな露天風呂しか作れなくて
とても残念でした・・・と。
本当は掘ればもっと温泉が出るそうですが
富士山近辺は色々国の規制があり
それ以上は掘れないんだそうです。
せっかくこんな素晴らしい立地なんですから
富士山ビューの広い大浴場があれば
もっと集客率が上がるでしょうに。
朝食時、本館の方にも足を運んだので少し紹介しますね。
サンクチュアリビラから
ワンボックスカーで運んでもらえますが
すぐ隣りなので、歩いても数分で着けます。
これが本館の玄関。
今まで、鳥羽、琵琶湖、浜名湖の
オールドエクシブを見てきましたが
その中でも一番古く感じてしまいました。
なんか暗いんですよ、館内が。
そして朝食も、今までのエクシブで食べた
和食の中で一番しょぼかった。
ビッフェもそうでしたが
エクシブによってずいぶん差がありますねぇー
離宮はとても良かったのに。。。
朝食の値段はどこのエクシブでも同じなので
これだけ差があると
ちょっと考えてしまいます。
夕食はエクシブでは取らず
近くのお店をリサーチし
「フジヤマキッチン」という
イタリアンのお店をチョイス。
それがなかなか当たりだったので
最後に紹介しますね。
エクシブから車で10分ほど。
レストランと、宿泊もできる
コテージが併設されています。
緑いっぱいで、とってもおしゃれな
雰囲気のお店でした。
外の席はワンちゃん連れでもOK。
値段もお手頃でしたし、味も〇!
雰囲気も良くて、ここを選んで大正解でした。
2日間、お天気に恵まれ
本当に素晴らしい富士山を堪能できました。
「冥土の土産になった」と
何かあるといつも母はそう言いますが
今回は母だけでなく
私にとっても「冥土に土産」になるほど
素晴らしい富士山を
この目に焼き付ける旅行になりました。
富士山はやはり日本人にとって
特別な存在なんですね。
しかし、オーナー様でもないくせに
どんどんエクシブの知識だけ増えいく私って
どうよ。(ーー;)