でこのブログ☆私好みの宿日記

娘の妊活 2

愛猫ミニが亡くなり

まるで入れ替わるかのように

娘の子どもが誕生しました。

不妊治療を始めて2年

やっとこの日を迎える事が出来ました。

実は・・・

産まれる少し前から

思いがけず色々あり

それとミニの病気が重なり

8月後半は精神的に落ち込む日々でした。

 

お腹の赤ちゃんは

妊娠8か月頃までは

血液検査も検尿も血圧も

エコーの赤ちゃんの様子も

まったく異常もなく順調で

検診時に渡される写真を

見るのが楽しみなほどでした。

ところが9か月に入り

赤ちゃんの体重がなかなか増えず

本来なら2週間に1度の検診なのが

1週間に1度来て欲しいと言われ

毎回、超音波エコーで

赤ちゃんの大きさや体重を

調べるのですが

標準体重をかなり下回っている事がわかり

胎盤から栄養があまり送られていない

「子宮内胎児発育不全」という状態だと

聞かされました。

8か月までは

何も異常がなかったのに

急にこんな事を言われ

とてもショックでした。

そうなる原因は様々で

染色体異常や心臓の奇形など

ネットで検索すると悪い情報ばかり出てきて

一気に不安のどん底に・・・

今までは、ミニの心配だけでしたが

それに加え

今度は赤ちゃんの心配も増え

私の大殺界は大当たり (/_;)

のんきのアマン東京へ行ったのが

ほんの数日前なのに

遠い昔に思えました。

最終的に、このままお腹の中にいても

育たないので

一刻も早く出しましょう・・・ということになり

予定日より3週間早く入院。

入院後、改めて詳しく大きさを計れる機械で

調べたところ、検診で測った大きさより

もっと小さい事がわかり

急遽、翌日の朝9時に

帝王切開する事に。

「ええ~~!もう明日ですか!!?」

本当にバタバタでした。

 

下の写真は、朝9時に手術室に運ばれる様子です。

大きな病院なので、手術室だけで10室以上あり

この日、手術を受ける患者さんたちが

次々と運ばれていきます。

その後は

待合室で待機。

時間的には1時間半ぐらいでしたが

待ってる間、それはそれは心配で心配で

ただひたすら心の中で無事を祈るのみ。

これが産まれた直後の写真です。

帝王切開はさすがにダンナさんも

立ち会えないので

看護師さんが撮って

娘に渡して下さったそうです。

結局・・・

予定日より1か月早く

36週で産まれました。

体重はやはりかなり小さ目で

1788グラム。

「くるみ」と名付けました。

お蔭様で

体重こそ少ないものの

心配していた異常も見られず

家族全員、安堵しました。

最初はNICU(新生児集中治療管理室)に

入ると思っていましたが

もう1つ軽いGCU(回復治療室)に。

 

写真では、さほど小さく

見えないかもしれませんが

一般病棟にいる3000g前後で

産まれた赤ちゃんと比べると

一目瞭然の小ささです。

昔は2500gに満たないと

保育器でしたが

今は、2000g未満でも

自発呼吸さえ出来れば

その必要はないそうです。

時代は変わりますね~

でもでも・・・

昭和から令和になっても

桐箱入りのへその緒をいただけるのは

変わっていませんでした。

これはまだ白くて羽二重餅のようですが

これがだんだん乾燥して干からびていくんですね。

そんなこんなで

色々ありましたが

娘は8日間で退院。

くるみは、退院許可が下りず

親子そろっての退院は叶いませんでした。

 

結局、2週間以上 毎日

搾乳した母乳を飲ませに病院通い。

私も毎日、そのアッシー役でした。

点滴と、鼻のチューブが痛々しいくるみですが

GCUへの入室は

赤ちゃんの両親だけなので

友人たちが見舞いに来てくれても

1日1時間だけのガラス越しの対面のみ。

私も

産まれてから退院するまでの3週間

ガラス越しに写真を撮るだけで

一度もくるみを

触る事も、抱っこする事も出来ず

感動の?ご対面はお預け。

孫たちはくるみに興味深々です。

大きくなったら遊んでね。

そして9月22日

やっとやっと体重が2000gを超え

退院するできました。

不思議なもので

ミニが亡くなったのが9月20日

くるみの退院が9月22日

くるみが退院すると私が忙しくなるのを

分かっていたかのようなタイミングでした。

退院後は、娘の家に泊まり込み

くるみのお世話と家事で忙しく

ミニを亡くした哀しみに浸る時間が減り

きっとこれも

神様の計らいのような気がしてなりません。

亡くなった翌日に動物病院から立派なお花が届きました。

そのお花が枯れてきたのを見て

時間が経った事を実感しています。

宿ブログにも関わらず

最近の私のブログ内でのアクセス数の1位が

なぜか「娘の妊活1」の記事。

と~っても不思議ですが

続きで、この記事も読んで頂けたら嬉しいです。

ミニ、もう虹の橋を渡ったかな。

空から見守ってくれてるかな。

なつみの赤ちゃん、産まれたよ。

ミニはそれを知ってて

あの日選んでくれたのかな。

ごめんね。

ありがとう。

いろいろ後悔はあるけど

私が悩んで悩んで出した答えは

ミニの答えなんだと思うことにしたよ。

 

先日、孫に「ミニはもういなくなっちゃったね」と言ったら

「お庭にいるよ!」って。

そうだね、そうだったね。

 お庭から、みんなの事、見守っててね。

そして・・・

くるみの事、よろしくね。

コメント一覧

でこ
REIさん
REIさんのお嬢さんも娘と同じ状況だったんですね!
明日ちょうど1ヶ月検診なんですが2600gまで増えました。
やっと普通に産まれた赤ちゃんの大きさになりました。
「産まれた時より頬っぺが膨らみ
なんだかおブスになったわねー」…なんて
面と向かって言えるのも
REIさんのおっしゃる通り
「娘の子は遠慮がない」からですね〜笑笑
4月生まれの男の子もいらっしゃるんですね!
もう半年!
そろそろお座りが出来る頃でしょうか?
可愛い盛りですねー
娘も2人目こそ自然に授かるといいなぁ〜
また時々でいいのでお孫ちゃん情報お知らせ下さい。
コメントありがとうございました。
古川烈
拝見しました
REI
でこさんお嬢さんのご出産おめでとうございます。

私の娘もも第一子の時、でこさんの娘さんとよく似た状況でした、生まれるまでは随分心配しましたが、今では3歳になり元気いっぱいで過ごしております
でこさんがどれ程ご心配されたかすごくわかります
でももう大丈夫ですね。
娘さんとお孫さんと楽しい時間を過ごされていらっしゃると思います
娘の子は違いますよね~。
遠慮がいらない(笑)

でこさんどうか無理をせずお体を労わってお疲れが出ませんようにお世話をされてください

うちも4月に生まれた同い年の孫(男)がおります
よろしくお願いいたします
でこ
アリスさんへ
ありがとー!
無事産まれました。
明日1ヶ月検診なんだけど2600gになりました。
まずまず増えてて一安心。
抱っこも最初は軽くて片手で平気だったけど
さすがに少しズッシリしてきたよ。
でもまだまだうちのツブの方が重い!笑笑
今回初めての「娘の子」だから
しっかり関わる事が出来てなんか新鮮だけど
大変ねーー💦💦
アリスさんもこうやって2人のお孫ちゃんを
育てたのねー  頭下がるわー
今度香川の親御さんが見にいらっしゃいます。
早く大きくなってアリスさんみたいに
一緒に旅行に行きたいわ〜
アリス
でこさん、くるみちゃんの誕生、おめでとうございます✨
いろいろ心配だったけど、無事に退院できて
本当に良かった!
今は小さく産んで大きく育てる時代だものね。
昔とは違うわ。

それでも、なつみちゃんのことや、ミニのこと
いろいろ心労が重なったね。

今は育児のお手伝いで、へこんでいる暇もないよね。
ミニはちゃんと自分で選んであの日に天国に行ったんだね。
そういうことあるよね。

主人の両親も海外から主人が見舞いに帰っていた時に
亡くなったし、私のおばあちゃんも私が帰省している
時に亡くなったんだよね。不思議なんだけどね。

かわいい名前だね。でこさんのお孫さんなら
またいろんなところに連れて行ってもらえそうだね。

すこやかな成長をお祈りします。
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