佐伯泰英 著 「夏目影二郎始末旅(二) 代官狩り」 光文社文庫 これが娯楽時代小説なんだろう! 剣劇シーンが多く、ドラマはテンポよく展開する。 1838年、この時代、天保の飢饉はまだおさまっていなかったらしい。年表でみると、幕府は各地に巡検使を送っているようだ。 (一)の「八州狩り」で腐敗した八州廻りを始末した夏目影二郎、今度は代官を始末する。 北信濃、越後、・・高山・・ 話の筋が面白く、一気に読めたが・・ この小説のお気に入り度:★★★☆☆