三浦しをんに、またもや感涙!
映画化されるらしい。初めは宮崎あおい主演の恋愛小説かと思った。
辞書を編集する人達の情熱が伝わってくる。
主人公はだれなのだ?
最初は荒木が主人公かと思って読みだしたが、馬締、西岡、岸辺とリレーされて行き
それぞれの辞書に対する関わり、視点が面白い。そしてそれぞれの恋。
馬締のように”言葉”にのめり込んでいく人よりか、西岡のような感覚が一般的なように
思う。西岡の人間味が良い!
人はそれぞれのプロフェッショナルになり、仕事をし生きて行くわけだが、辞書を編集する
プロ達に、此処まで食い込んで小説にしていく三浦しをんは素晴らしい。
私のお気に入り度:★★★★★
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