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寒い週末になりました。
しかも小雨が降っていましたが、予定通りに……
12月21日(土)雨のち曇
こんなところを歩いて…
甘棠館笑劇場へ、13時10分過ぎに到着
今日は、九代目春風亭柳枝独演会です。
九代目春風亭柳枝は2006年春風亭正朝に入門、前座名「正太郎」
”柳枝”は春風亭の止め名、大名跡!です。
62年ぶり復活の”柳枝”を新真打が襲名したのですから期待の程がわかります。
千客万来、椅子も多めに100席近く
柳枝師匠の落語を2席楽しんで
16時20分過ぎにお見送りを受けて
帰って来ました。
以下、今日のパチリです。
(移動途中や寄り道、散歩でのパチリを含み、順不同です)
番組表
独演会と銘打っているのに柳枝師匠は2席のみ!
初めて九代目を聞くと期待していたので正直物足りなさを感じましたが、
正統派の江戸落語を十分楽しませてもらいました。
柳枝は、
ウイルス性胃腸炎と喉が……と言いながらも、
ほとんど同期の”柳家㐂三郎”との二人会の売り上げをプールして毎年行っている旅行の話し
青森恐山、キリストの墓、ヘブライ語由来の村とダビデの星の家紋、
新潟佐渡が島、トキの保護風景、金山跡のリアルな人形、元遊郭『金沢楼』、
話題も豊富ですが、面白おかしく……
掛け取り。
長屋の夫婦の何気ない会話から始まる。いささか気の強い女房に、貯まったツケはどうすると迫られ、亭主は相手の好きなもので断りを入れれば帰ってくれるという作戦を告げる。
昨年の暮れは死んだふりという作戦が失敗しているので、女房は今度も本気にしない。
そんな序盤から、掛け取りがやって来る場面が始まった途端、ジェットコースターに乗っているような一気呵成でスリル満載の攻防戦の連続となる。
掛け取りの好きなものが、大家さんの狂歌から始まって、魚屋の金公の喧嘩、炭屋の小僧の歌舞伎、魚屋の番頭の芝居、三河屋の主人の三河万歳と続く……
富久
酒癖が悪くて贔屓(ひいき)のお客さんをことごとくしくじって、浅草三間町に夜逃げ同然に引っ越してきて年の瀬を迎えた幇間の久蔵。
たまたま街で出会った以前付き合いのあったお客から買った富札「鶴の1888番」、大神宮のお宮にお札を納めて酒を飲んでから寝入ってしまう。
気持ちよく寝ていた夜半、しくじった旦那の家がある日本橋横山町が火事だという。急いで旦那の元に駆けつけるが、火事は直ぐに消えて一安心。見舞い客の対応をしながら、主人の許しを得て一杯やっていると、疲れも出て寝入ってしまう。また半鐘が鳴り、今度は久蔵が住む浅草三間町だという。
急いで長屋に戻ると丸焼け。ガッカリして横山町に戻って旦那の家に居候をして元のお客回りをしていると思わぬ混雑に出会う。
ちょうど年末28日、椙森のお稲荷さんで興行される富突きの当日、鶴の1888番が見事千両富に当たるが……
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