なかなか面白かった。
名画モナリザの微笑の架空の誕生秘話。
観劇感想を書こうとすると、かなりのネタバレになるので…少しだけ。
レオナル・ド・ダヴィンチの真風涼帆さんは心優しき青年だった。
台詞では、変わり者とあるけれど、芸術家特有の個性や職人肌ではない普通の好青年レオナルド・ダ・ヴィンチ!
その代わりに2番手、3番手がかなり個性的!
芹香斗亜さん扮するロレンツォは、独占欲、征服欲の強い男。
男の色気もあり、嫌々ながら惚れるかも?という感じ!
ヒロインのカテリーナはかなり嫌っているけれど…(笑)
愛月ひかるさん扮するグイド司教は、胡散臭い感じ。
孤児だったカテリーナの育ての親だけど…何だか…。
悩むカテリーナを抱き締める雰囲気は父親ではないな…(笑)
星風まどかさんのヒロイン、カテリーナは全く自己主張をしない心を押さえ込んだ女性。
主人公ふたりがストレスのたまりそうな押さえた感じの演技だから…周りが個性的でないと辛い感じだな。
そして、今回は天彩峰里さんの少年サライが良かった!
天彩峰里さんと言えば、星組時代のバウ「燃ゆる風」や別箱「阿弖流為」の少年役で涙を絞った名演が記憶に新しい。
一作品ずつ全く違う雰囲気の少年だ、
今回はちょっと屈折した少年役で、物語の後半の事件に大きく関わる役だ。
本当に芝居が上手い!
しかしなぁ…主役ふたりが魅力的に描かれていないのは、辛い感じ。
もっと上演回数を重ねていくと、ふたりの演技も変わっていくに違いない。
キキちゃんファン、愛ちゃんファンには充分に楽しめる作品!
【モバイルタカラヅカより引用】
異人たちのルネサンス
-ダヴィンチが描いた記憶-
田渕大輔(作・演出)
万能の天才と謳われながら、その生涯に多くの謎を残すレオナルド・ダ・ヴィンチ。
彼の創作の源が、ある女性への愛であったと仮定し、ダ・ヴィンチと彼を取り巻く人々との愛憎を描く。
15世紀のイタリア・フィレンツェ。この街にルネサンス芸術を花開かせた時の統治者ロレンツォ・デ・メディチは、軍事、外交にも優れた手腕を発揮し、ローマ教皇との対立を深めつつあった。
若きレオナルド・ダ・ヴィンチも彼の庇護を受ける芸術家の一人。
ダ・ヴィンチは依頼された作品の完成も他所に、気ままな創作にかまけてはロレンツォを苛立たせていた。
そんな折、彼はロレンツォの愛人カテリーナが幼馴染みである事を知る。
同じ庶子という境遇からいつも寄り添い、寂しさを分かち合った二人…だが今、美しく成長した彼女の眼に浮かぶのは、心を閉ざすかのような謎めいた微笑だった。
名画モナリザの微笑の架空の誕生秘話。
観劇感想を書こうとすると、かなりのネタバレになるので…少しだけ。
レオナル・ド・ダヴィンチの真風涼帆さんは心優しき青年だった。
台詞では、変わり者とあるけれど、芸術家特有の個性や職人肌ではない普通の好青年レオナルド・ダ・ヴィンチ!
その代わりに2番手、3番手がかなり個性的!
芹香斗亜さん扮するロレンツォは、独占欲、征服欲の強い男。
男の色気もあり、嫌々ながら惚れるかも?という感じ!
ヒロインのカテリーナはかなり嫌っているけれど…(笑)
愛月ひかるさん扮するグイド司教は、胡散臭い感じ。
孤児だったカテリーナの育ての親だけど…何だか…。
悩むカテリーナを抱き締める雰囲気は父親ではないな…(笑)
星風まどかさんのヒロイン、カテリーナは全く自己主張をしない心を押さえ込んだ女性。
主人公ふたりがストレスのたまりそうな押さえた感じの演技だから…周りが個性的でないと辛い感じだな。
そして、今回は天彩峰里さんの少年サライが良かった!
天彩峰里さんと言えば、星組時代のバウ「燃ゆる風」や別箱「阿弖流為」の少年役で涙を絞った名演が記憶に新しい。
一作品ずつ全く違う雰囲気の少年だ、
今回はちょっと屈折した少年役で、物語の後半の事件に大きく関わる役だ。
本当に芝居が上手い!
しかしなぁ…主役ふたりが魅力的に描かれていないのは、辛い感じ。
もっと上演回数を重ねていくと、ふたりの演技も変わっていくに違いない。
キキちゃんファン、愛ちゃんファンには充分に楽しめる作品!
【モバイルタカラヅカより引用】
異人たちのルネサンス
-ダヴィンチが描いた記憶-
田渕大輔(作・演出)
万能の天才と謳われながら、その生涯に多くの謎を残すレオナルド・ダ・ヴィンチ。
彼の創作の源が、ある女性への愛であったと仮定し、ダ・ヴィンチと彼を取り巻く人々との愛憎を描く。
15世紀のイタリア・フィレンツェ。この街にルネサンス芸術を花開かせた時の統治者ロレンツォ・デ・メディチは、軍事、外交にも優れた手腕を発揮し、ローマ教皇との対立を深めつつあった。
若きレオナルド・ダ・ヴィンチも彼の庇護を受ける芸術家の一人。
ダ・ヴィンチは依頼された作品の完成も他所に、気ままな創作にかまけてはロレンツォを苛立たせていた。
そんな折、彼はロレンツォの愛人カテリーナが幼馴染みである事を知る。
同じ庶子という境遇からいつも寄り添い、寂しさを分かち合った二人…だが今、美しく成長した彼女の眼に浮かぶのは、心を閉ざすかのような謎めいた微笑だった。