COSMOS 宙色のきらめき

徒然なるまま思うこと…

注目のデュエットダンス

2018-10-10 09:04:09 | 雑感
一番気になっていたトップ真風涼帆さんと代役夢白あやさんのデュエットダンス!

別に…何ら心配することもなく、大人の雰囲気のデュエットダンスだった。

心配していたゆりかちゃんが歯をくいしばる感じは全くなかった。
ちょっと硬い雰囲気ではあったけれど。

研2の夢白あやさんは堂々たる感じで、たぶん怖いもの知らずで、果敢に挑戦しているのだろうと思った。
笑顔もあり、全く問題なし!

かえって、ゆりかちゃんのほうが緊張感があったように思う。
相手がかなり下級生の代役だから、慎重に踊っていたのか?
まどかちゃんだって…かなり下級生だけど!(笑)

いずれにしても…私が観た今日の舞台では、ゆりかちゃんの歯をくいしばるような事はなかったので、ひと安心!


「異人たちのルネサンス」観劇

2018-10-10 08:58:47 | 雑感
なかなか面白かった。
名画モナリザの微笑の架空の誕生秘話。

観劇感想を書こうとすると、かなりのネタバレになるので…少しだけ。

レオナル・ド・ダヴィンチの真風涼帆さんは心優しき青年だった。
台詞では、変わり者とあるけれど、芸術家特有の個性や職人肌ではない普通の好青年レオナルド・ダ・ヴィンチ!

その代わりに2番手、3番手がかなり個性的!

芹香斗亜さん扮するロレンツォは、独占欲、征服欲の強い男。
男の色気もあり、嫌々ながら惚れるかも?という感じ!
ヒロインのカテリーナはかなり嫌っているけれど…(笑)

愛月ひかるさん扮するグイド司教は、胡散臭い感じ。
孤児だったカテリーナの育ての親だけど…何だか…。
悩むカテリーナを抱き締める雰囲気は父親ではないな…(笑)

星風まどかさんのヒロイン、カテリーナは全く自己主張をしない心を押さえ込んだ女性。

主人公ふたりがストレスのたまりそうな押さえた感じの演技だから…周りが個性的でないと辛い感じだな。

そして、今回は天彩峰里さんの少年サライが良かった!
天彩峰里さんと言えば、星組時代のバウ「燃ゆる風」や別箱「阿弖流為」の少年役で涙を絞った名演が記憶に新しい。
一作品ずつ全く違う雰囲気の少年だ、

今回はちょっと屈折した少年役で、物語の後半の事件に大きく関わる役だ。
本当に芝居が上手い!

しかしなぁ…主役ふたりが魅力的に描かれていないのは、辛い感じ。
もっと上演回数を重ねていくと、ふたりの演技も変わっていくに違いない。

キキちゃんファン、愛ちゃんファンには充分に楽しめる作品!





【モバイルタカラヅカより引用】
異人たちのルネサンス
-ダヴィンチが描いた記憶-
田渕大輔(作・演出)

万能の天才と謳われながら、その生涯に多くの謎を残すレオナルド・ダ・ヴィンチ。
彼の創作の源が、ある女性への愛であったと仮定し、ダ・ヴィンチと彼を取り巻く人々との愛憎を描く。

15世紀のイタリア・フィレンツェ。この街にルネサンス芸術を花開かせた時の統治者ロレンツォ・デ・メディチは、軍事、外交にも優れた手腕を発揮し、ローマ教皇との対立を深めつつあった。

若きレオナルド・ダ・ヴィンチも彼の庇護を受ける芸術家の一人。
ダ・ヴィンチは依頼された作品の完成も他所に、気ままな創作にかまけてはロレンツォを苛立たせていた。

そんな折、彼はロレンツォの愛人カテリーナが幼馴染みである事を知る。
同じ庶子という境遇からいつも寄り添い、寂しさを分かち合った二人…だが今、美しく成長した彼女の眼に浮かぶのは、心を閉ざすかのような謎めいた微笑だった。

「白鷺の城」観劇

2018-10-10 08:56:00 | 雑感
美しい舞台だった。
陰陽師と妖しい狐の数百年におよぶ恋の物語。

平安絵巻の雅から民衆の群舞までをあっという間で見せる。
和物レヴューとしては、宙組では初めての上演で、和物の芝居は「美しき生涯」以来の7年ぶりの上演。

薮下哲司氏のブログで、下級生の所作の化粧が云々とあったけれど、予備知識有りで観たので、思った程には酷くないと思った(苦笑)

トップ真風涼帆さん、2番手芹香斗亜さん、雪組出身の純矢ちとせさん、凜城きらさんはさすがの所作と化粧。
また、3番手の愛月ひかるさんもさすが!
長く垂らした黒髪と憂いを帯びた演技が良かった!
短い時間ながら、専科の松本悠里さんの葛の葉に対する想いを相手にしっかりとした存在感をみせてくれた!

しかし…この葛の葉の松本悠里さん…。
台詞と言うか、心の声が全て録音だったので、興ざめだった。
心の声に録音を使うことは、ままある事だけど、全て録音にしなくても良かったと思う。

今回は和物に不馴れな組子がほとんどの宙組だから、舞の名手である松本先生にご登場願ったのは、想像に固くない。

しかし、私の目には、この松本先生だけが浮いた感じに見えた。
それは、周りとの技量の差が歴然としているから…。
でも、技量だけではなく浮いて見えた。
そこに存在しているのは、葛の葉ではなくて、松本先生そのもの。

私はこの葛の葉は、せーこちゃんで良かったと思う。
何も松本先生でなくても、充分過ぎると思う。
芝居巧者のせーこちゃんだったら、台詞もきちんと話せて、葛の葉の情感もしっかりと出せたはず!

それが残念でならない!

そして、最後に…この「白鷺の城」で一番良かった場面はラストの民衆の群舞。
祭りの生き生きとした感じが伝わってきた!

宙組で和物レヴューを上演するならば…民謡メドレーのようなパワフルな舞台が一番似合う!

大野先生!このような陰陽師と妖艶な狐の平安絵巻は、雪組でなければ、無理がありますよ!
又は、花組でなければ務まりません。

宙組は徐々にならさないと…。
次回の和物は、是非とも、民謡メドレーでお願いします!(笑)



【モバイルタカラヅカより引用】

白鷺(しらさぎ)の城(しろ)

大野拓史(作・演出)
主演:真風 涼帆、星風 まどか
特別出演:(専科)松本 悠里

絢爛たる平安の都で始まった、白皙の貴公子、陰陽師・安倍泰成と、艶やかに人心を惑わす妖狐・玉藻前の対決は、時を越え、場所を変え、豪壮たる名城「白鷺の城」で終に決着の日を迎える。

千年に亘って転生を繰り返しながら、争い、そして魅かれ合う陰陽師と妖狐の宿縁を、時に雅やかに、時に妖しく描く、日本物レヴュー。

心配な宙組公演

2018-10-09 11:43:10 | 宙組
初日から休演者が出ている宙組公演!
休演者の一日も早い復帰を願っている。
でも、決して無理は禁物。
しっかりと治して欲しい!

まだ初日の幕が開いてから数日しか経っていないけれど…とあるブログを拝読していて気になった。
娘役トップ星風まどかさんの代役さんと真風涼帆さんのデュエットダンスでの、ゆりかちゃんのこと。
このデュエットダンスで、ゆりかちゃんは歯をくいしばっているらしい。

これまで様々なダンスをこなしてきたゆりかちゃんが初めて見せる苦悩の表情!

デュエットダンスって、カップルの信頼感やコミュニケーションが大事。
いかに、軽く持ち上げてもらうかリフトされる娘役さんの技量も重要。

急な代役起用に、経験のない研2生をデュエットダンスの代役に立てることは無謀ではなかったのか?
代役さんは必死だろうから、ゆりかちゃんを気遣うゆとりはないだろうし。

逆に、ゆりかちゃんは相当に代役さんを気遣って踊っていると思う!

トップコンビで踊るからこそ、デュエットダンスは素敵だから…いっそのこと、ここは、ゆりかちゃんのソロにしたら、良いと思う!

まだ、実際に生の舞台を観ないうちに、こんな事を言うのもなんだけど…。

これで、ゆりかちゃんが疲弊して怪我でもしたら…もっと大変なことになる!



宙組トップスター真風涼帆にかかる負荷 | シエスタの庭
https://ameblo.jp/grace1225/entry-12409457758.html




※ 画像はお借りしました