wankoに癒される生活

我が家の愛しいwankoたちが天国に旅立ちました。
いままでもこれからも大好きだよ、ルル、来太。

来太の叫び

2011-12-17 00:22:23 | 来太

「ヒャイーーーン

 

雪の中を、寝る前のオシッコとウンチを済ませに外に出た後。

部屋に入って、デンタルケアのガムを食べた。

今日は来太パパが風邪気味なので

来太にいつもより早めに、オモラシ対策のオムツをつけようと思って、

ガムを食べ終わるのを待ち

オムツを付けるため、そばへ引き寄せようと

来太の首輪に手をかけた瞬間の事だった・・・

 

「キャィーン

 

と、本人(犬)は叫んだつもりだろう、

「助けて、助けて、怖いよ

人間なら、そう聞こえるのかもしれない。

 

何気ない私の行動に、心底震えた来太。

しまった・・・・、来太が何に怯えたのか簡単に想像できてしまった。

あ~、これはやっちゃいかん事やった。

 

そうやって、無理に首輪を引かれながら「センター」に連れてこられたんだろうか?

暗くて、冷たい檻に入れられ

一晩中、いや、何日も叫んだんだろうか・・・

「出して、出して、ここは怖い助けて、助けに来て

 

来太が家に来て3か月になろうとしてる。

最初からお利口さんで、人に対して威嚇をすることはない。

密着は抵抗があるけれど

ほんの少しくっついているのが好きみたいで、

おでこや足先をちょっとだけ、くっつけて眠っている。

ただ、、息子は例外で

何をしても嫌がらず、そばにくっついている。

だけど、人の腕の中に

自分から入っていくことはしない。

撫でようとすると、首をすくめて怖がる。

だけど抱っこして、そっと頭を撫でていると

心臓のドキドキが段々と落ち着いてくる。

抱っこ・・・嫌いなわけじゃないんやね。

 

最近は、尻尾を振って

1メートルぐらい近くまで寄ってきてくれるようになってたのに

また、ふりだしに逆戻り。

 

だけど、今回の事で確信した。

来太は大人しいんじゃない。

声が潰れている、か、声帯が切除されている。

ようするに

声が出せないんだ。

 

来太がどんな風に生きてきたのかは、わからない。

どんなに怖い目にあってきたのかも、わからない。

だけど、

ここに居ていいんだよ。

ご飯もあるし、ソファもある。

誰も来太をいじめたりしないよ。

え?

いや、今日のは・・・その、手違いというか・・・

ゴメン、ホントにゴメンね。

気を付けるよ。来太が怖い思いしないで済むように。

毎日、楽しくのんびりと過ごせるように。

 

だから、また明日から

よろしくお願いします