Ryo's factory

札幌在住の四児の父親のブログです。

頼まれた仕事

2012年05月30日 | 職場の教養
依頼された仕事に対して、その対応の仕方は人それぞれです。

①頼まれたことを充たせない人。職場人とは言いがたく、まずは小さな依頼事もメモを取る習慣が必要です。

②頼まれたことはできる人。いわゆるマニュアル人間です。厳しい言い方をすれば、その人ではなくとも誰にでもできる仕事です。

③頼まれた仕事以上のことをする人。職場人に求められるのは、この「プラスアルファ」の仕事です。この姿勢がなくては、その人の成長はあり得ません。

 管理職のYさんんがCくんにコピーを頼むと、部数の誤りは一切ありません。その資料の誤字を指摘されることもあり、十分な状態で顧客との折衝に臨めるのです。

 Yさんが見たのは、コピー機まかせにせず自身の手で印刷部数を確認し、資料にも目を通すなど、頼まれていない事柄にも時間をかける彼の姿でした。

 仕事には責任が伴います。その責任感と積極性から生まれる工夫により、周囲からの信頼が得られ、ひいては社の発展につながると心したいものです。


今日の心がけ
 プラスアルファの仕事をしましょう

(職場の教養 2012年5月30日 「頼まれた仕事」より)

人は城

2012年05月23日 | 職場の教養
 甲斐の戦国大名・武田信玄は、最強と謳われた騎馬軍団を作り上げた武将です。

 生涯における合戦の数は百三十余度に及び、一度たりとも敵を自国に入れることはありませんでした。

 信玄は青年時代から禅や学問を学び、また詩や和歌にも親しんできました。信玄の詠んだ和歌の中で、最も有名なのは次の歌でしょう。

 人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり

 「仇」は「恨むこと」という意味です。信玄は堅固な城を造るよりも、領民の生活の安定に努めました。人を大切にし、「武田二十四将」と呼ばれる幹部を育て、最強の軍団を作り上げたのです。

 この和歌は、後に江戸時代の人が作ったものという説もありますが、信玄の生き方をよく表わしたものとして、現代でも広く親しまれています。

 「人材は人財である」とは、よく言われることです。人と人とが協調して仕事に励む時、苦難は去っていくでしょう。

(職場の教養 2012年5月17日「人は城」より)

失敗を次に活かす!

2012年04月06日 | 職場の教養
 一度の失敗で萎縮し、その他の業務にも悪影響を及ぼすことが、私たちの職場でも往々にしてあるのではないでしょうか。
 失敗した時が成長のチャンスです。
 心すべきは「失敗をひきずること」ではなく、「失敗をいかに次につなげるか」なのです。

(職場の教養 2012年4月5日)

よし!失敗を恐れず、行動するのみ! そして、その反省(いいこともそうでないことも)を次に活かす! 今日も顔晴るぞ!!

すべては当たり

2012年03月31日 | 職場の教養
〈目の前の状況は、自分にとって必要なもの〉と前向きに受け止めることです。
あえて足元に目を落とさず、顔を上げて前を向きましょう。
前をむいたならば、さらに一歩を踏み出してこその人生です。
「我が人生には当たりクジのみ」との気魄で、あらゆる事象を呑み込んでいきたいものです。

(職場の教養2012年3月31日「すべてはあたり」より)

一歩踏み出しただけでは、一歩下がれば(現状に)戻ってしまう。
だからあえて、二歩前に出る。そうすれば、一歩下がったとしても前進している。

(ナニメンさんの言葉)


あえて二歩前に行きましょう!

『離るるとても 本を忘るな』

2012年03月28日 | 職場の教養
守・破・離

守る~師匠から教わる形や規則、作法を忠実に守って、基本を身に付けることが大事。

破る~元の形にとらわれることなく、自分の工夫や努力によって師匠の教えを破って成長すること。

離れる~師匠の教えを離れて精進することで独自の境地を開拓したとしても、元の精神・基本をわすれるな。



私たちはまず、仕事の基本を身に付けるところから始まります。
その後は、あえて基本から離れて、独自の方を築いていく場合もあります。
独自の道を進んでも、元の精神である初心を忘れると、独断や我流に陥る危険があります。
進む道に迷った時は、初心に返って歩んでいきましょう!



(職場の教養 2012年3月28日「守・破・離」より)