骨折りA子のくたびれ日記

「KANEDA DEVICE」という名の筋金入り?の専業主婦
2016年2月からはがんとともに生きる日々

モノ減らす人 モノ増やす人

2011年03月28日 | くらしとすまい

今、欲しい物がいっぱいのR子とK太。一方、減らすことばかり考える自分・・・。R子の部屋は、お気に入りの服や本や雑貨がどんどん増えている。K太の周りは工作用品や鉄道模型グッズが・・・。

R子K太のアルバムや愛用品など、大きくなるに連れて増えていく「物」。これからは子どもたちの物が増えるのだから、自分の物は増やさないことを考えないと・・・。

 

物に囲まれない生活を意識するようになったのは21年前。

腰椎骨折入院中、白い壁に囲まれた3ヶ月の入院生活が、物に囲まれた自分の生活を見直すきっかけになった。退院後3ヵ月ぶりに自分の部屋に入ったとき、唖然とした。なんて物が多いんだろう!!!よくこんなところに居られたもんだ!と実感した。

そして、捨てて捨てて捨てまくったつもりだが、ぬいぐるみ、アルバム、日記帳、思い出の品を入れたランドセルや中学高校の鞄、ピアノや歌の楽譜・・・。他人にとっては価値がない物だけが残った。

R子が生まれてからは、自分のアルバムに写真を貼らなくなり、やがて自分のアルバムはなくなった。最近では自分が写った写真も殆どなく、写っていたとしても日記帳にちょこっと貼るものが年に数枚あるかないか程度・・・。

高校生の頃から始めた木彫り。横浜に暮らすようになってからは鎌倉彫を習った。作品が増えたが、友人知人に貰ってもらい、今では自分の手元には殆ど残っていない。ウン十本の彫刻等だけが残されている・・・。

パッチワークに凝った時期があった。いつかまた・・・と思って、パッチワーク用の布だけはダンボール一箱分ずっと保管しておいた。しかし、もうここ10年手を着けていない。布が欲しいという人が見つかり、送った。これで綺麗さっぱりパッチワークはもうやらないだろう・・・。

物が残る趣味は、もう手を出さないでおこうと心に決めた。

 

どんなに思い出深い物でも、自分が居なくなったら「ただのゴミ」になるということは明確だ。残された者が故人の品をなかなか処分できないという苦悩も知っている。だからこそ、持ち主である自分が生きている間にしっかり処分しておかなくては・・・と。

断捨離とか終い仕度に関する本が出ているが、どんなことが書かれているのかなぁ?一度読んでみようかなぁ?・・・と思ったけれど、自分は自分流で後始末しようと思う。

 

・・・ということで、第1弾。

鏡を鏡として活用することもなく、ただの「物置き場」になっていた籐のドレッサー。

玄関を入ると直ぐキッチン!という社宅時代に目隠し用に使ってい籐の4連スクリーン。

ふたつとも、さよならした

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器があるから中に入れる物を買ったり残したりするんだ・・・。

器(収納できる家具など)は増やさないこと!

物を一つ増やすなら、二つ減らす。

捨てるタイミング。逃さないように、しっかり見極めていかなきゃ。

何より、捨てることに悩むような物を買ったり増やしたりしちゃいけないね・・・。

 

去年の今頃も片付け事をしていた自分。

子どもの頃の5回の引越しはいつも3月。

この季節って、知らぬ間に身体の中に住み着いた

「片付け虫」が活発に活動するのかも・・・。

コメント (2)
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