どががががーーー

扉座の『ドリル魂』を観ました。

昨年、専門学校を卒業したばかりの教え子達が何名か、扉座の研究所のオーディションに合格し、なんと早速、この本公演に出させてもらっていたりするのだからびっくりであります。もちろん、エキストラ的な役どころですが。

それにしたって、初舞台でいきなり紀伊國屋ホールとは、なんてラッキーな子達なんだ。

紀伊國屋といえば、役者にとっては聖地みたいな劇場で、高校野球児にとっての甲子園的存在なのですよ。

私は５年前、巣林舎の公演で、ようやく念願の紀伊國屋デビューが叶ったわけですが、
そりゃあやっぱり、むううううーーーっちゃ嬉しかったですよおおお。
うわー、これが、あの名優達が使った楽屋かあ～、とか。


さて、今回の扉座公演は、今までにない新しい風がぶあーーーっと吹いたぜ！という感じでした。

よく消防からＯＫ出たなあー、と感心してしまうチャレンジの数々。

かなり上級のエアリアルをやってしまう。
（シルク・ドゥ・ソレイユとかでよくやってる、天井から垂れたロープとか布とかに昇って、高いとこでぐるぐるするやつ。命綱なしっす。）

溶接の火花がチルチル。
（花火で代用してるかもしれないけれど、舞台そでには、消防の規定で何台も消火器が置かれていることでしょう）

本気でドリルでセメントに穴をあけている。しかも、いくつもいくつも。
（粉塵が舞い散るステキな風景。よって、前のほうのお客様には、マスクがプレゼントされている☆）

どこまでもパワフルな役者さんたち。
最近、有名劇団のいくつかは、どんどん元気のなーーーい感じになっている中、扉座はいつも何かしら元気なエネルギーを放っていて、そんなところが大好きです。

終演後は、出演していた卒業生たちとちょっとだけ話す。
「一年間、がんばりいや～～」
「ハイ！がんばります！楽しみにしててください！」

ホンマに、がんばりいや。