リューブログ

ニッポンのアホを叱る

「ニッポンのアホを叱る」 辛坊治郎
この人の本は読みやすくてわかりやすい内容で買っているんだけども、その内容は毎回暗澹たるものでがっくりくる。それだけ今の日本が行き詰っている、行き詰った原因は過去の問題を解決せずに先送りした結果、利息がついて今では解決できなくったということが多い。
本書に出てくるほとんどの問題が政府や官僚が原因だから困ったもんだ。年金なんてこれからどうなんの?国を挙げた詐欺じゃないか。ただしその主犯は国という個人でない団体で、実際に発案して決定しているのは個人の集まりにも関わらず、その責任は誰もとらないという摩訶不思議な詐欺行為だ。

今の日本を変えるには、例えばベーシックインカムを導入するというドラマスティックな事をする、もはや今の民主主義では何も決まらないまま終焉を迎える気がする。民主主義には時間がかかると三宅先生もおっしゃっていたが、その残された時間は少ないのではないだろうか。
ここは一時的でも強力なリーダーシップをもった人物が強権を持って改革していくしかないように思うが、それを誰にするか誰がなるかには紆余曲折があるだろう。お釈迦様みたいな私利私欲の無い人がいないだろうか?それはもはや人ではなく仏様だけどもね。
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