会社の若い子と岡田斗司夫が面白いと言っていたので観に行った。
午後8時20分からの上映で1300円と少々お安くなっていたのは、すこし嬉しい。
スパイダーマンはトミー・マグワイア主演の2002年からの3部作を観て以来、すっかり観ていなくてアメイジングでは主演が変わっていたことや、今作が3人目ということも知らずに観に行ったぐらいだから、スパイダーマンのファンとは言えない。
岡田斗司夫曰く、映画の作り方が変わる、マルチバースラインで今までのヒーロー物は生まれ変わる!というので俄然興味が沸いた。
スパイダーマンがマーベルシリーズでアベンジャーズに入ったみたい、アイアンマンと共演していたぐらいの認識はあったが、今までのバットマンシリーズのように主役を変えて、世界観はそのままにリメイクした物だろう程度の予測だったが、見事に裏切られた。
ネタバレはしたくないので詳細は伏せるが、映画の手法としての今回のスパイダーマンノーウェイホームはおもしろかった。
ただこれがどんな作品でも通用する手法ではないし、ノーウェイホームに限って言えば一度観たら終わりの一発芸的手法だと感じる。
ただ今後のシリーズ物の中に限れば、使えなくもない手法だ。きっと新しい手法が取られるだろう。
「24」の時もアメリカは新しい手法を生み出したなと衝撃を受けたが、そこまではいかずともこの手があったか!とは十分に思える。
ストーリー的には、、、マトリックスレザレクションズの方がおもしろかったかな。
「馬鹿な主人公」と言うのは物語の一つの定番ではあるけども、観てるこちらのとの年齢や経験との乖離があまりに大きいと、それも作品の一つの個性だとはわかっていても、今の私にはなんだかな~と思ってしまうのはしょうがないのだろう。
とは言え、面白い作品には間違いないのでお勧めはできる。
この後3月にはバットマンの新作も予定されている。
スパイダーマンがある意味変化球で来た。対するバットマンは良くも悪くもノーラン監督とジョーカーというキャラクターに縛られてしまうのではないかと思っている。
少なくとも予告はそんな感じだ。
さらにスピルバーグがウエストサイドストーリーをリメイクしたのだが、これはどうゆう意図だろう?
ミュージカルの今となっては古典と言ってもいいだろう。当時とは社会情勢も変わっている中で、白人社会の抗争、当時のロミオとジュリエットを今、それも当時の時代背景そのままのリメイクにはどういった意図があるのかな?
Wikipediaは簡潔に「スピルバーグが興味を持った」としか書かれていないが、何か特別な仕込みでもあるのだろうか?
個人的には前作は「当時のロミオとジュリエット」という感想しかなく、ミュージカルに拒否反応が無い私でも2度目を観ることはなかった。
これも裏切られる作品あることを期待したい。
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