アメリカン・サイコの様に病的でもない主人公がもう一人の人格と上手く付き合いながら殺人を行い、一方で家族の問題にも悩みながら社長業をスマートにこなすギャップはよく考えれてるなーと思う。さらにデミ・ムーアも刑事として彼を追いかけつつ絡んでくる。
もう一人の人格とのやり取りもどこかコミカルな感じで、嫌っているようで必要としてる矛盾も面白い。殺人鬼として冷酷な一面もありながら、家族想いでもあってその相反する苦悩もわかりやすく描かれていた。
デミ・ムーアもケビン・コスナーを追いかけながらも自身の離婚に手間取り、別の脱走犯に狙われ、思い通りにならないいらだちを抱えてる刑事。
これだけの要素を入れながらも観る方に混乱させることない脚本に脱帽だ。おもしろかった。
この直前に観たミッシングIDはボーンシリーズの制作陣と期待したが、こちらは面白くなかった。ストーリーも主役もだめだった。
その反動か?期待していなかった分、おもしろかった。まあ殺人鬼にいい奴なんかいない。
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