辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会です。
猛烈な暑さの中ですが、「JFEは辺野古のケーソンをつくるな!三重県民集会」が津市お城西公園で170名余の参加で行われました。
この日、沖縄県では、同時刻に「辺野古・大浦湾の埋立を阻止しようー人間の鎖行動ー」がキャンプ・シュワブゲート前で行われています(主催:基地の県内移設に反対する県民会議)。また、来月の8月12日(土)には「翁長知事を支え辺野古に新基地を造らせない県民大会」が予定されています(主催:辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議)。
沖縄の民意を踏みにじって辺野古新基地工事が進められるなか、怒りの声を上げ沖縄に連帯しようと、三重県の集会ですが、辺野古土砂搬出反対全国協議会のメンバーはじめ、山口、神奈川、愛知など県外からも「『青春18きっぷ』で10数時間かけて参加」など多数参加をいただきました。心から敬意を表し御礼申し上げます。
「辺野古にケーソンを送らせない」などオリジナルの歌も含めた歌声を響かせたあと、主催者の柴田天津雄代表あいさつ。「辺野古土砂搬出反対」全国協議会から環瀬戸内海会議事務局長の松本宣崇さんがあいさつ、愛知沖縄会の山本みはぎさん、辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動の五寶充基さん、衆議院議員の本村伸子さん、参議院議員の福島みずほさん(メッセージ代読)と熱い連帯のあいさつをいただきました。
会場カンパも10万を超えて寄せられました。
現地報告を辺野古カヌー隊メンバーに参加している県民の会の冨田正史共同代表が行いました。昨年7月22日に高江の座り込みテントが機動隊により暴力的な撤去が行われたことも振り返りながら報告しました。「工事が始まったのだからあきらめろ」と言わんばかりの強行にもめげず、暑さやいやがらせの中でも現地で「あきらめない」たたかいを続けていることを紹介し、三重県と全国から連帯したたかいを広げようと呼びかけました。
集会宣言
集会終了後市内をデモ行進。車からも通行人からも手をふったり、ガッツポーズや拍手をして激励していただいたり、民意に反して基地建設強行をはじめとする暴走政治への怒りを実感させる行動になりました。
行進後も交流会を津市まん中広場で開催。JFE本社の動きなど興味深い情報をはじめ、各分野からスピーチが行われました。