呪い 代わり雛【悪魔の囁き】

自分身に憑りついた魔物に頭・歯・顎・首・肘・背中・腰・膝・足と痛い思いをさせられた不思議な体験談を書き記すブログです。

小説 呪い 【代わり雛・悪魔の囁き】

2014-01-24 10:04:07 | ホラー
第三話【渇き】

足掛け13年、東京に逃げ帰るまで恨みと憎しみで呪われ祟られるのが当たり前のように毎年2回~3回は右の足首が突然ジリジリむずがゆくなり、しだいにズキンズキンと痛みだし営業で車の乗り降りと得意先の600坪程の敷地内を、注文を取りながら移動することが多い為2日~3日するとソフトボールの大きさに腫れ上がり立つことも出来なければ歩けなくなります。あまりの痛さに耐えきれず痛め止めの薬を飲んでおくかと思い薬局に行き包帯を取り、足を見せたところドラックストアーの薬剤師さんも気の毒そうに顔をしかめるだけで何も言いませんでした。結局打撲や切り傷ではありませんので飲んでも効き目はありませんでした。逆に、無駄なことだと言わんばかりに今まで以上に締め上げるように痛みが激しく感じました。いつも右足を中心に痛め付けられましたが、しだいに足だけで無く体全体頭から足の先まで異変が起きるようになりました。今考えると、まだ殺す気は無く右足ばかりやられていたのは左足をやると車のクラッチを切ることが出来なくなり仕事に差し支えが有るからだと思いました。
つづく