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「人生短し」   Life is too short .

コメディバザール枠は
「マット・ルブランの元気か~い ハリウッド」を楽しみに見ていた。

世間の人は“マット”といえば、ミャット君こと(勝手に)マット・デイモンを想像すると思うんだけど
シウにとっては「フレンズ」のジョーイ・トリビアーニこと
マット・ルブランなのだ!

そのマット・ルブランが自虐的な役がら、
つまり、フレンズ以来ぱっとしない自分、という本人役で登場する
「元気か~い ハリウッド」も面白かったのだが、
それが終わって始まったこのコメディは秀逸!


リッキー・ジェーヴェイスとスティーブ・マーチャントという
「エキストラ」や「The Office」を作った二人。
リッキー・ジャーヴェイスは俳優としてけっこう成功しているので
今や顔を知らない人も少ないと思う。

そんな彼らが仕掛けた「人生短し」は
低身長症のワーウィック・デイヴィスが主人公。

彼の日常を描きつつ、
豪華なゲストを出演させて
ジョークなんだか(もちろんジョークだけど)、半分位は本当?って思えるような悪ふざけが展開される。
初回はあのリーアム・ニーソン。
彼があの強面でリッキーとスティーブの事務所に来て
「スタンダップコメディをやりたい」と持ちかける。
そこに居合わせたワーウィックがシチュエーションを提供するんだけど
それへのリーアムの反応が最高なのだ。

きっとそういうのが苦手な人が見たら
顔をしかめるようなブラックな会話がされる。

もともと低身長症のワーウィックを笑いものにしている時点で
日本では無理かもな~って思う。

ワーウィックを敬遠しているリッキーとスティーブという設定なので
ワーウィックが事務所に現れたときにも
「ドアベルを高くしたのに、どうやって押した?」とか。

ワーウィックが奥さんに家を追い出されて、
ドアに作られた犬用の出入り口から入ろうとしたり。

タブーに踏み込みまくり、
でもそういうのを笑うっていうのも面白い。

人の特徴をつかんで、ちょっと笑いものにする、っていうことはあるでしょ。
障害を障害と思わなければ、笑いものっていう言い方は悪いけど
低身長症をそういうネタにしても、
そのほうが世の中が普通に受け入れているということになるのかもしれない。

次回(今日だけど)はジョニー・デップがゲスト。
これからも楽しみ。
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