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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『アプレンティス セレブたちのビジネスバトル』

2009-10-08 12:04:02 | 海外ドラマ
アプレンティスが終わってしまった。

超有名人、ドナルド・トランプが
トランプタワーを舞台に
14人のセレブを集めて
ビジネスの試練を与え、
毎回一人ずつクビになり
最後の一人を決めるっていうリアリティーショー。
勝った方は自身が応援しているボランティア団体に売り上げを寄付することができる仕組み。

ホント、面白かった!

KISSのジーン・シモンズや
ナディア・コマネチ、
格闘家のティト・オーティス
アレック・ボールドウィンの弟スティーブ・ボールドウィンなんていう
日本でも割と知られている人が参加。

もちろん、“セレブ”たちだから
どこまでが本気がわからないんだけど
ヤラセを感じさせない、本音トーク炸裂で
駆け引きが最高だったよ。

ここからはネタばれ・・・

ファイナリストに残ったのは
カントリー歌手のトレイス・アドキンスと
イギリス人でオーディション番組司会のピアース・モーガン。

女の人に残ってほしかったけど
やっぱりどうにも女子7人は力不足って感じだった。
スーパーモデルのキャロル・アルトがベスト4に残ったには残ったんだけど
最終回を飾るには役者が不足だったよね。

キャロルがあんなところまで残ったのは
“やっぱり女は顔。
 強烈に好かれるよりも、
 目立たず、嫌われないことが大事”
って教訓をくれたけれどね。

トレイス・・・アメリカの善、
ピアース・・・皮肉屋で性悪なイギリス人

っていう最終対決の二人のキャラづけ。

トレイスは自身の娘の食物アレルギーに悩んでいて
食物アレルギーの子供たちのために活動する団体への寄付
ピアースは戦争で体に障害を持ってしまった人たちを支援する団体への寄付
二人ともとても立派なことを言っていた。

満場がトレイス応援モードに
見た目も格好良くて、
アメリカの良心を体現したトレイスはたしかに皆のヒーロー。
余計なことはしゃべらないけれど
口に出すことはいつも的確で頭の良さを感じさせる。
ピアースは性格は悪そうだけど
見るからに切れ者。
常に自分が周囲に与える影響を計算しつくしている感じ。
たまにキレるけど、それすらわざとやっているんでは?って思う。

相手にとって不足はない二人だよね。


結局勝者はピアース。

アプレンティスが“いくらお金を集めたか”で決まる勝負なら
どんなに会場の空気がトレイス!!でもピアースを選ばないわけにはいかない。

ただし
トレイスの本職はカントリー歌手だし、アメリカの英雄。
だから、負けたことでかえって人気を得たし
子供たちへの注目も集まった。
ピアースのやり方は
短期決戦にのみ有効で、
敵を作るのはビジネスマンとして有能とはいえないけれど
ピアースは別にビジネスマンになろうと思っているわけではなく
タブロイド紙の編集長だし、毒舌のテレビホストなんだから
盛大に“悪者”を演じたことは、
キャラを宣伝するのに成功したといえる。

何といっても
ドナルド・トランプがやりたかったようになった。
やはりトランプはすごい。

ついでに娘のイヴァンカ・トランプはもっとすごい!

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