きちっとした筋立てで
最後まで飽きさせず
納得のラスト。
そんな優等生の映画だった。
ニックとジュールスというゲイカップル
二人のママが共に精子提供を受けて
それぞれ一人ずつ出産。
それがジョニとレイザー。
子どもたちの名前がクール。
働き手のニックと“主婦”のジュールス。
子どもたちは二人を「ママたち」と呼ぶ。
もう、複雑ったらない。
自然と“夫と妻”的な二人だから
皆を養っている的な発言をしちゃう“夫”っぽいニックに
家庭の為にキャリアをあきらめてしまったと感じている“妻”っぽいジュールス。
男女だったらそんな丁々発止ももっと単純なんだけど
そこは女同士だから逆に難しいかも。
女同士のジェラシーみたいなものまで混じり合ってしまう。
精子提供者のポールは
やっぱりストレートとして一般的な男だから
レズビアンカップルの中を引き裂くのをそんなに罪に感じてないのかなと思った。
ジュールスに子どもと自分と一緒に家族になろう、それが自然なんだ。
みたいなことを言う。
ま、それは仕方ないんじゃないかと思うけど
ニックがポールに
「人の家族に手を出すな。家族は自分で作れ!」
なんてことを言うシーンは良かった。
ジュールスがニックやジョニ、レイザーに謝るシーン。
家族はどうしようもなく変化してしまって
一番大事な人を愚かにも傷つけてしまう。
ジュリアン・ムーアって上手だなとしみじみ。
ポールと寝たことがわかって
ニックがジュールスに
「ストレートなのか?」って問い詰めるところとか
二人でゲイのちょっとハードなビデオ見たりするシーンが面白い。
息子に「レズビアンものを見ればいいのに。」
なんて言われ、
「レズビアンものは、ストレートの女が演じているからわざとらしいのよ。」
と、ジュールスが真面目に答えちゃったりとか。
コメディだけど
家族についてホロっとしてしまう秀作でした。
それにしても
ニックがポールの家でジュールスの浮気の証拠を見つけた直後、
食卓での沈黙のシーン。
あの緊張感は圧巻。
観客も恐怖のどん底に突き落とす感じだったな~
キッズ・オールライト - goo 映画
最後まで飽きさせず
納得のラスト。
そんな優等生の映画だった。
ニックとジュールスというゲイカップル
二人のママが共に精子提供を受けて
それぞれ一人ずつ出産。
それがジョニとレイザー。
子どもたちの名前がクール。
働き手のニックと“主婦”のジュールス。
子どもたちは二人を「ママたち」と呼ぶ。
もう、複雑ったらない。
自然と“夫と妻”的な二人だから
皆を養っている的な発言をしちゃう“夫”っぽいニックに
家庭の為にキャリアをあきらめてしまったと感じている“妻”っぽいジュールス。
男女だったらそんな丁々発止ももっと単純なんだけど
そこは女同士だから逆に難しいかも。
女同士のジェラシーみたいなものまで混じり合ってしまう。
精子提供者のポールは
やっぱりストレートとして一般的な男だから
レズビアンカップルの中を引き裂くのをそんなに罪に感じてないのかなと思った。
ジュールスに子どもと自分と一緒に家族になろう、それが自然なんだ。
みたいなことを言う。
ま、それは仕方ないんじゃないかと思うけど
ニックがポールに
「人の家族に手を出すな。家族は自分で作れ!」
なんてことを言うシーンは良かった。
ジュールスがニックやジョニ、レイザーに謝るシーン。
家族はどうしようもなく変化してしまって
一番大事な人を愚かにも傷つけてしまう。
ジュリアン・ムーアって上手だなとしみじみ。
ポールと寝たことがわかって
ニックがジュールスに
「ストレートなのか?」って問い詰めるところとか
二人でゲイのちょっとハードなビデオ見たりするシーンが面白い。
息子に「レズビアンものを見ればいいのに。」
なんて言われ、
「レズビアンものは、ストレートの女が演じているからわざとらしいのよ。」
と、ジュールスが真面目に答えちゃったりとか。
コメディだけど
家族についてホロっとしてしまう秀作でした。
それにしても
ニックがポールの家でジュールスの浮気の証拠を見つけた直後、
食卓での沈黙のシーン。
あの緊張感は圧巻。
観客も恐怖のどん底に突き落とす感じだったな~
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